2019.02.06

FMきりしまで「コーヒー焙煎キット」にまつわる物語の放送

【若尊(わかみこ)渚にて】

マーベルみなさん、こんにちはマーベルです。
2019年1月8日「FMきりしま」の番組【趣の扉】で、アウベルクラフトのコーヒー焙煎キットにまつわる物語が放送されました。とても素敵な物語なので、ぜひご紹介させていただきたいと思います。もちろん、この物語はすべて実際にあったことです。今でもそのときのやりとりをはっきり覚えていますよ。放送の内容をよりイメージしやすいように、原稿をそのまま紹介させていただきます。


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題名【若尊(わかみこ)渚にて】

○音楽ーーーF.I
   遠くで 微かに聴こえる「ルイ アームストロング」の♪ホワット・ア・ワンダフル・ワールド。※(音楽音量は徐々にアップされて)

語り  「鹿児島県霧島市の想い出を
     お話したいとおもいます」
 

 僕らは 愛知県岡崎市で 様々な手作りキットを製作する「アウベルクラフト」という会社を1992年に設立しました。 作り手である僕たちの作る作品は 実に遊び心満載で とても小さな物ばかりですが 至って本気で拘(こだわ)る 職人気質があると自負しています。 僭越(せんえつ)ながら これ迄に生み出した商品の数々を 御紹介させて頂きます。 

独り 部屋でも愉(たの)しめる和風感満載にして 乙(おつ)な雰囲気が漂う 昔ながらの囲炉裏(いろり)。 これが大人気で 多少製作に時間を要しますが 作る側としては 設置場所を想像しながらの製作課程が 何とも まあ~ 実に愉しい。 

あるいは 想像以上に組立分解作業も簡単な 本格的な檜(ひのき)を素材にした 臨場感溢れる露天風呂キット。 勿論 これは御自宅の庭先でも御使い頂けますし 大自然の中で組み立てて 秘境感を味わえたり 秋の夜長(よなが) お月見しながらの露天風呂は ひとつ上をいく とても格別贅沢(ぜいたく)な時間かと。 

「こんな事が出来るんだ」・・・と好評な 燻製(くんせい)キットは 極めて小粒(こつぶ)な作りながらも 本物の熟成された 濃厚な味を御堪能(たんのう)出来るンですよ。 はたまた 自家製ワインやビールを製造出来るものや 珈琲専門店でなくても自分の家で珈琲の生豆(きまめ)を焙煎して 本格的な自家焙煎珈琲を頂ける珈琲焙煎キット等々。


ある日 工房兼事務所へ こんな電話がかかってきました。 
僕がたまたまその電話を取り 話始めて ただの問い合わせかな と聞いていたのですが 受話器の向こうから 高揚した声が聞こえてきたンです。

○アウベルクラフト作業工房兼事務所
   天井は高く 広々とした中に 事務机がポツンとある。

○机の電話 着信のベルが鳴り響いて。

   「はい もしもし アウベルクラフトです」
   「あーもしもし。 今ですね 九州の鹿児島 霧島市からかけています」
   「はい! 何か?」
   「あの・・・ 注文していた珈琲焙煎キットが 一週間前位に届いてですね」
   「あー それは良かった。 ありがとうございます」

送ったキットに 何か不足した物があったのかなあ と思いながら聞いていると

   「今 霧島市のですね お気に入りの渚にいるんですよ」
   「はあ~・・・」
   「目の前が 錦江湾ってゆう内海(うちうみ)で 風も波も穏やかな。 遠くに桜島が見えて」
   「はい」
   「この渚 若尊渚って勝手に名付けて この渚で珈琲の焙煎をしたかったんですよ」
   「そう言えば 波の音が微かに・・・」
   「でしょ!。 ここで 若尊の渚で焙煎した珈琲 今自分で淹れて  飲んだら凄く美味しくて 旨くて 
    なんて幸せなんだろうって・・・ そう思ったら 電話・・・かけてしまって スミマセンお仕事中に。 
    ホントにありがとうございます こんな素晴らしい焙煎キットを作って下さって」

   「・・・あー はい それは良かったです 喜んで頂いて」
   「いやあ~ 本当に美味しいんですよ 景色も凄いし 珈琲美味しくて」


実は僕 この時鼻の奥から つーんと込み上げる想いが溢れ出て これだけ言うのが精一杯でした。 何せ 僕らの作った品物を そんなに喜んで頂いて 感動した思いを電話で下さるなんて事が初めてで 電話で話を聞きながら その若尊渚の場景が ありありと目に浮かび 僕の方こそ感動していたンです。

とかく世間では 経済経済と声高(こわだか)に叫ばれておりますが 僕らが取り組んできた事は この経済とは程遠く 自分の時間をジックリと味わい ゆったりと過ごして頂きたい想いがあります。 

世の中の流れとは 明らかに逆行した生き方かもしれませんが 地道に骨骨(コツコツ)と やっていれば経済は後からついてくるもので 何とかなります。生意気かもしれませんが 文化というものがあってこそ 経済は支えられていると思うンですね。 これって逆じゃあないンだなあ。

大手の大企業や 最新鋭の機材を使っての大量生産には決して及びませんが 僕らは手に「ささくれ」を作りながらも一個づつ仕上げています。どうか皆さんも 僕らがこの工房で創りだす小さな幸せで 人としての本当の豊かさを体験し 極上な時間を是非味わって頂きたいと。

○音楽ーーーF.O
   静かに消えていって。

                (了)
            小田好一。


Wakamiko_02

この写真はその若尊(わかみこ)渚です。こんな素敵な場所で、雄大な景色を眺めながら飲むコーヒーは、さぞかしおいしかったことでしょうね。

若尊


この物語で登場す若尊渚というのはこのあたりになります。小田さん、ほんとうにありがとうございます!

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2017.12.19

Marvel’s Cafeがオープン?

こんばんは、アウベルクラフトのマーベルです。
以前個人ブログに書いたものですが、ご紹介したいと思ったので、こちらにアップします。
こんな形で楽しむのもいいかなと思います。

=====

さて、今日はぼくマーベルのカフェ「Marvel’s Cafe」がオープンするお話だよ。今ね、いろいろ準備中なんだ。

お!? マーベルさん、ついにお店を開くの!? って、思った? いやいや、そうじゃない。いずれはそうしたいという想いはあるんだけど、今回はそうじゃないんだよ。ま、聞いてちょうだいな。

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ずっと前からぼくがやりたかったことは、小さなキャンピングカーで「屋台カフェ」をやりながら全国を旅することなんだ。あらかじめ全国の知り合いと連絡を取って、ルートと場所は決めておいて景色の良い所でお洒落な屋台カフェを開くんだ。のんびり楽しくって感じかな。

お、マーベルさん、ついに屋台カフェやるの!? いや、ごめん。それでもない。

もっと身近なことをしたいんだ。みんなにぼくが焙煎したおいしいコーヒーを飲んでもらうってことだよ。お店としてではなく、かと言ってボランティアでもない、なんて言ったらいいかな、今までの恩返しみたいなものかなって思う。問題はどこでやるのかだ。う〜ん、難しい。結局、早く直営ショップ作れよって話になっちゃうんだよね。これじゃ堂々巡り……。

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さて、話を変えよう。というか、何をしようかということが見えてくるよ。

今日はアウベルクラフトの遠赤コーヒー焙煎キットでブラジル サントス クラッシック モジアナ18を焙煎した。自分用の時はもっと深煎りにするんだけど、Marvel’s Cafe用なのでこれくらいにしといた。う〜ん、いい香りだなあ。しあわせだなあ。。。

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これをミルで挽いてこんなふうにドリップバッグに詰めた。もちろん本当にコーヒーが好きな人なら、ミルを持ってるだろうし、ドリッパーも持っているので、焙煎した豆のままの方がいいんだよね。でも普通の人(なにがふつうなのかわからんけど、とりあえず多くの人)は持っていない。

本格的な道具がないとおいしいコーヒーは飲めないのかというと、そんなことはないんだよね。こういうふうにドリップバッグに入ったコーヒーでも充分おいしいんだよ。おいしく焙煎されたコーヒーならね。

ま、難しいことはしなくていいから、とにかく気楽に飲んで欲しいんだよ。

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ドリップバッグに詰めたコーヒーはこうやって外装に入れる。いっけんクラフト紙っぽい袋だけど、ちゃんと内側にはアルミ蒸着が施されているんだよ。袋のデザインも今回は気取らずにこんなふうにシンプルにしてみた。なんか、かっこいいと思えるから不思議。これからデザインはいろんなバージョンにしていこうと思っているんだよ。遊びだからね。(おし、手書きのサインも入れてみるかな)

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さっそく、どんな感じになるのか試してみたよ。
ちゃんとしたドリッパーじゃないけど、むちゃくちゃいい香りがする。
スタッフのみんなにも味見してもらったけど、みんなおいしいおいしいと言って泣いて喜んでくれたよ(ウソです)。

たしかに、焙煎したてのコーヒー豆を、飲む直前にミルで挽いて、ドリッパーでじょうずに淹れた方がおいしいに決まってる。でもぼくが思うにおいしいっていうのは、プロがやる方法でないといけないということはないと思う。こういうおいしいがあってもいいよね。って思う。

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ということで、「Marvel’s Cafe オープン!」っていうのはね、こういうことなんだ。

岡崎の栄町のカフェまで来てくれて、ぼくが焙煎したコーヒーを飲んでもらうといいんだけど、難しいよね。だったらぼくの方から心を込めて焙煎したコーヒーを心を込めて詰めてあなたのもとに送るよ、ってことなんだ。

ぼくたち柴田Bros.は去年奇跡とも言える20周年を迎えてから「恩返しモード」に入っている。本当に奇跡的で、もともとぼくたちにはそんなに力はない。でも大変な時にはいつもどこからか大きな力が働いて助けてくれた。本当に心からそう思っている。だからこれからはぼくたちが世の中にお返しをするんだと思っている。とはいえ、できることしかできないわけで、ぼくにできる恩返しはなにかというと、ぼくが作ったおいしいビールやワインをみんなに飲んでもらうこと、そしておいしいコーヒーを飲んでもらうことなんだよね。

それができるようになったら、アウベルクラフトは世の中にちゃんと貢献できた会社になれたと認めてもらえるのかなあと思う。わからないけど、今はそれをやっているんだと思う。これからもずっとね。

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今は1袋を何グラムにしようかとか、パッキングのタイミングをどうしようかとか、粉の細かさをどうしようかとか、どんなふうにしてみんなに伝えようかとか、そんなことをやってるんだよ。楽しいよ。本当に楽しいよ。

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こんな小さなカフェもどきのオープンなんだけど、これが将来のリアルなカフェへの布石になるといいなって思う。いやなるかも、うん、きっとなると思う。……ということで、Marvel’s Cafe がもうすぐオープンする。どうぞお楽しみに〜♪

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2017.11.17

クリスマス用のラベルを作りました

みなさん、お久しぶりです。
長い間冬眠?していましたが、1年半ぶりにブログを再開しますよ。

あと1ヶ月ちょっとでクリスマスですね。それで手作りワインに貼るクリスマス用のワインラベルを作ってみました。というのも、アウベルクラフトから新しく発売する、手作りワインや手作りビール用のラベルのテストを兼ねています。

と言ってもぼくがデザインして作ったものを販売するのではなく、みなさんが自由にしかも簡単にデザインできるものです。

3つほど試しにデザインしてみました。
こんな感じや
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こんなの
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そして、縦長にしてキティちゃんもいれました。と言ってもこれは著作権に触れません。なぜかというと、それは後ほど。
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印刷してみると、こんな感じになります。

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詳しい手順や実際にボトルに貼った写真など、後日、このブログやホームページでご紹介いたしますが、このラベルにはあるサービスが連動しているのです。そのサービスはラベルに合わせてテンプレートが用意されています。

例えば今回作ったものは、なんと全1,030のテンプレートが用意されていました。この中から好きなデザインを選ぶことができます。

そして、これに文字を入れたり、写真を入れたりすることができます。フォントの種類、サイズ、大きさ、配置も自由にできます。慣れるともっといろんなことができるのです。そして、これは自動的にラベルに合わせて配置されるので、あとはPDFにして、自分のプリンターで印刷するだけです。

日本にはエーワンのラベル屋さんというサービスがありますが、これと似ています。ただ、これよりもデザインのバリエーションが断トツに多いということですね。先ほどのキティちゃんも選べるんです。

ということで、これからいろいろ情報発信をしていくつもりですので、どうぞお楽しみに! そしてみなさんからのこんな面白いのがあるよ、とか楽しい情報もお待ちしています。

とは言っても、ぼくたちも兄クラフトが67才、ぼくマーベルも64才です。以前のようなエネルギーはなくなりました。ですから、ホントにのんびり、ぼちぼち、気楽にやっていくつもりです。どうぞ暖かい目でみてやってくださいな。

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2016.03.12

河津桜が満開です

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(写真をクリックすると拡大します)

お〜! きれいだなあ。

アウベルクラフトの近くを流れる乙川沿いの河津桜が満開になりました。これをみるといよいよ春だなあと実感します。そして、4月になると岡崎公園の桜も満開になり、いよいよ本格的な春を迎えます。長くてつらい冬がやっと終わりますね。

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(写真をクリックすると拡大します)

以前撮った動画もごらんくださいね。(歯車マークで720pに変えるとより綺麗な動画になります)

さあ、春になると自然も人間も活発になってきますね。みなさんいろいろ楽しみましょう!

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2016.03.09

インスタグラム

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アウベルクラフトのインスタグラムがあるのをご存じでしょうか?

ここにはほぼ毎日アウベルクラフトに関連する写真をアップしています。今は燻製作りのことが中心にアップしていますが、できるだけ身近な写真をアップしていきますね。ぜひともフォローください。
https://www.instagram.com/auvelcraft/

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2016.03.02

マイビールできました♪

3年近く前に書いた記事なのですが、ぼくの個人ブログに残されていたので、こちらの方に転載します。

実はこのときに作ったアベイビールが偶然にも残っていたのです。こんなに前につくったビールははたして飲めるのだろうか。恐る恐る、王冠を開けて飲んでみることにしました。

王冠を開けると「プッシュ〜」。ちゃんといい音がしました。香りもいいです。期待できます。

一口飲んでみると……
「お〜〜〜! なんとおいしいビールなのだ!」
おどろくほど感動のおいしさでした。

熟成というのはこれほどまですごいことなんだ。あらためて熟成のすごさがわかりました。しかし、これは保証するものではありません。いろんな条件で劣化することはあるからです。飲んでみて変な味がしたら即刻処分してくださいね。

というわけで、ぼくの驚きの新発見を書いてみました。2年ものビールは経験済みですが3年ものは初めてです。手作りビールって面白いなとあらためて感じました。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
手作りビールキットのページ

以下は当時の記事です。

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以前ワインとビールの仕込みのことを書きましたが、アベイビール(修道院ビール)のビン詰めが終わりました。もちろんラベルも作って貼りましたよ。このアベイビールはベルギービールの有名な銘柄ですが、熟成を充分させて飲むビールです。味も濃いのでグビーッと一気に飲む日本のビールと違って、ゆっくり味わいながら飲むビールです。

少し早いですが8月の暑い時期に飲めるようになると思います。飲んでみたいなと思う人は遊びに来てください。プレゼントします。(事前に連絡してね)

そして僕が兄にリクエストをして作ったもらったものがあります。

これ。

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ビールビンを洗浄した後、乾燥させるために使うものです。市販されているのはこんな感じのが多い。

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でもこれだと、衛生的な問題がある。ビンを差し込んで使うので接触してしまうから、いやだ。それで接触しないで穴に突っ込む方式のを依頼したんです。さすが木工をやらしたらプロ並みだなあと感心しました。みんなも作ってみてね!

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2016.02.05

毎日、燻製つくってます

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アウベルクラフトの20周年記念(今から4年ほど前)につくったのがこの「SDスモーカー1992」という、超小型のスモーカーです。正直いって売れなくてもいい。それよりも、思いっきりアウベルクラフトらしく、マーベラスで、遊び心たっぷりな記念となるものをつくりたいと思いました。

このアイディアが浮かんだときは、ほんとうにワクワクしました。でもこのぼくのアイディアを形にする兄クラフトは苦労したと思います。でもたぶん、ワクワクしながらつくってくれたと思います。(開発記録はこちら

そして、できあがったものを発表すると、びっくりするほどたくさんの人から注文をいただきました。多くのメディアでも紹介されました。ほんとうにうれしかったですね。

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この写真はスモークチーズをつくっているところです。おいしそうでしょう?
じつは今、毎日このスモーカーを使って燻製作りをしています。しかも「毎日連続で30種類」です。

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最初の燻製は「タコ燻」です。ゆでたタコに軽く塩をふって味付けするだけです。予想通りのおいしさです。簡単で短時間でできるのでいいですね。


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これは「辛子明太子」の燻製です。見た目もおいしそうですが、おどろきの旨さで即5つ星☆☆☆☆☆に決定です。やっぱり燻製ってすごいなあとあらためて思います。


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つづいて「フグの珍味(干物)」の燻製です。これをつまみに日本酒をちびりちびりやったら楽しいなあ〜。食材ができるだけたくさん乗せられるように、工夫されているのもいいですね。


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そして、これは「焼き鳥(塩味)」 の燻製です。ただでさえおいしい焼き鳥なのですが、こうやって燻製にすると、たまらないおいしさです。今この写真をみてるだけでビールが飲みたくなってきちゃいました。(笑)


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おつぎは「カマスの干物」の燻製です。白身のやさしいおいしさに、燻製の風味が加わると、おどろくほどおいしくなりましたよ。


さて、これらの写真をみると、目の前にできあがった燻製があるように感じてもらえるかと思います。

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これは「砂肝の塩炒め」の燻製です。かるく燻製のフレーバーがつくだけで、おいしさがぐーんと増してきますね。

あなたも燻製作りを始めてみませんか? ほんとうに簡単です。そしてびっくりするほどおいしいんです。スモークキットでさあ、始めましょう!
スモークキットのページ

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2015.08.28

楽天市場での販売終了について

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8月31日をもってアウベルクラフト楽天市場店での販売を終了することになりました。今日は、なぜ、終了するかについて、全部ではなく少しだけ書こうと思います(でもちょっと長いですよ)。アウベルクラフトのユーザーのみなさんにご理解をいただけたら幸いです。

すでに、今年の3月末にアマゾン店での販売を終了しました。そして4月末には東急ハンズさんでの販売を終了しました。そしてこの8月の末に楽天市場店での販売を終了いたします。今後はアウベルクラフトの公式サイト(本店)のみでの販売となります。

販売を終了したそれぞれの販売ルートの売上はそこそこありました。特に楽天市場店での売上はかなりの金額になりますから、少し迷いましたが決断しました。

楽天市場で退店閉店するお店の多くは、出店しても売上があがらず採算が取れないという所が多いのですが、アウベルクラフトは充分な利益がありました。

では、一体何があったの? と思われるかもしれません。何かトラブルとかあったんじゃないの? と思われるかもしれませんが、特に何もありません。でも正直言うと再三楽天市場の強引とも思われるシステム変更にはその都度「おかしいよね」と思うことがあったのは確かです。

それに楽天という会社は、アウベルクラフトとはまるで水と油のように根本的な考え方の違いがあります。でも、それは割り切って考えれば別に気にすることはないと思っていたのです。多少矛盾を感じながらもですね。

ではどうしてやめるのかということですが、要するに「アウベルクラフトをもっと楽しくて良い会社にしたい」ということに尽きます。あまりにも漠然としたことにみえますが、純粋にそう思っているのです。もうこれは大げさにいうと「アウベルクラフトの哲学」というしかないかもしれませんね。

そのために何をすべきか、そのことをこの数ヶ月ずっと考えていたのです。そうだ、一旦重い荷物をすべておろして身軽になろう。そこからもう一度いろいろ作りなおしていこう、そう思ったのです。重い荷物を背負って歩いている時は意外にそのことに気が付かないものです。でも、実はこれがかなりの負担だと気が付いたのです。

確かに売上は増えるかもしれないのですが、アマゾンにしても東急ハンズさんにしても、楽天にしてもとにかく手間がかかります。特に楽天の複雑なシステムは非常に手間がかかります。注文データは会社の受注システムに取り込めるので、それを使えばとても楽にできます。

でも、それとは別にいろんな作業をわざわざしないと運用できないのです。しかも年々その作業が増えていきました。たぶん新しい人が入ってきても、これをマスターするにはかなりの時間と能力がいるように思います。たまにぼくがピンチヒッターで受け持ったときは、本当に嫌になるくらい大変なことでした。

それとは別の角度からみてみると、いろんなデータ分析で、楽天市場店で商品を買う導線がはっきり見えてきました。

例えば「コーヒーの焙煎」について調べるときに、最初は多くの人はグーグルで検索してアウベルクラフトのサイトに来ます。そして詳しい説明などを見て、納得し、いざ買おうという時に、サイトのバナーでアマゾンや楽天でも買えるとわかると、アマゾンユーザーはそちらで買おうとしますし、楽天ポイントをためている人は、楽天で買うという導線になるわけです。

調べてみると、最初から楽天に行って、そこで「コーヒーの焙煎」とキーワード検索をして、アウベルクラフト楽天市場店に来る、という導線はありません。つまりは殆どがアウベルクラフト本店から、楽天市場店へ流れていくという導線なわけです。

もちろん、最初からそういう狙いもある程度あってそうしているので、そのことは良いのです。でも、これをまったく逆に考えると、アマゾンや楽天のバナーがなければ、結局本店で買うことになるのです。

今から11年前、楽天市場に出店した当時は今とは状況がかなり違っていました。当時はまだ当社の売上は充分でなかったこともあり、楽天市場の勢いもあったことで、試しに出店してみました。その当時のグーグルは今とアルゴリズムがまったく違うので、キーワード検索するとアウベルクラフトの本店の下くらいに楽天市場店も掲載されていました。そのことで楽天市場店での売上は伸びていきました。さすが楽天だと思ったのも事実です。

しかし、その後グーグルのアルゴリズムが刻々と変わり、キーワード検索しても本店しか表示されなくなりました。ですから、楽天市場店はグーグルでは表示されなくなり、アクセスが激減しました。当然のように楽天市場店での売上が落ちていきました。

とはいえ、お陰さまで、アウベルクラフトの知名度も徐々に上がり、本店のアクセスがどんどん増えていきました。そうなると、楽天市場店への導線が増えて楽天での売上も増えてきたわけです。冷静にみると、もはやこれは楽天市場そのものの力ではないとわかります。楽天市場というものの力が、そろそろ終わりを迎えたなと感じ始めていました。

さて、話しは戻ります。結局これらのことを考えて、アウベルクラフトの商品がアウベルクラフトのホームページ以外では手に入らないなら、ここで買ってもらえるのでは? と考えたのです。ただ、これはあくまでもぼくたちの調べた限りでの情報ですし、それが全てではありませんし、なんの保証もありません。

「楽天になければアウベルクラフトの商品は買わない」という人だっているかもしれません。そういうことも踏まえてのことです。でも、最悪、楽天での売上が戻らずゼロだとしてもやっていける。そう思ったから決断したわけです。

結果的に本店1本にしぼることで、かなりの手間とストレスがなくなります。そして、楽天へ支払うかなりの手数料もなくなりますから、本当にこれ以上の「身軽」はないと思っています。

こうして、ぼくたちは身軽になって、最初にお話しした「楽しい会社」「よい会社」をつくるために、全てを集中させることができるようになりました。すぐに変われるとは思いませんが、少なくともぼくたちにとって大きな区切りになることは間違いありません。

もちろん、お客さまがこの商品は、そしてこの会社は信頼してよい、そう思っていただけてからのことだということが何よりの前提ですし、それがとにかく何より一番大切なことだと思っています。

これから、少しずつですが、もっとわかりやすいホームページ、もっとためになるコンテンツを作っていきます。みなさんにとってアウベルクラフトとお付き合いいただけることで、よりよい暮らしができるなと感じていただけるよう、前に進んでいきます。

正直いって、今、ぼくたちは今までにないほど、身も心も軽くなっています。こんな気持ちは本当に初めての気持ちかもしれません。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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2015.05.27

ご質問。ウェルカム、ウェルカム!

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日本にECサイトがどれだけの数があるか想像できないのですが、その中でユーザーからの問い合わせを大切にしてるなと思われるサイトってどれくらいあるのでしょうか。

ぼく自身もネットで買い物をよくするのですが、質問をしやすいサイトと質問がしにくいサイトがあります。というか「質問は受けたくないぞオーラ」がたっぷりなサイトも時に見かけます。

でもアウベルクラフトは全く反対です。
アウベルクラフトには、毎日たくさんのメールや電話などでご質問をいただきます。それはとても嬉しいことだと思っているんですよ。

むしろ、どうしたらもっと気軽に質問をしてもらえるだろうか、ということを考えています。それぞれのページの説明では、できるだけお客さま目線で書いていますし、あーこのサイトは親切そうな人が運営しているんだなというカラーを前面に出しています。

ご質問というのは、直接ユーザーのみなさんとコミュニケーションが取れる大切な機会になりますし、一対一ということで、それぞれの方に合わせて臨機応変にお答えすることができるのです。

それだけではなく、ぼくたちも想定しないようなご質問をいただくと、とても勉強になるんですよね。

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さらにもっと大切なことがあるんです。
それは、ご質問を毎日のように下さるお客さまもみえます。例えばビール作りを始めようと思うと、マニアルには書いてあるのですが、それでも心配だ、書いてあることが分からないという方もいます。その都度何回もご質問されるのですが、ぼくたちはその都度ききちんとご説明します。

一見手間がかかって仕方がないようにも思えるのですが、実はそうではありません。ビール作りのことをあれこれ、細かく全てのことを質問される方は、ぼくと同じくらいのレベルになっていくってことです。

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例えていうなら、ぼくたちの弟子が全国にいっぱい増えていって、やがてその人たちが師匠になっていくということなんですね。

不思議なことに、その人たちの周りには同じことを楽しもうという人が集まってくるのです。もう師匠ですから、鼻高々で弟子達にいろんなことを教えられるようになるわけですね。

他にもいろんなエピソードがいっぱいありますが、ぼくたちは、そういうことを経験してからは、ユーザーのご質問はウェルカム!というふうに思うようになったのです。面倒というよりは、むしろそれを楽しいと思うくらいになっていますよ。

ということで、みなさん、どんな小さなことでも結構ですので、疑問に思ったことはどんどんご質問ください。お待ちしていますよ!

とは言え、みなさん、アウベルクラフトは質問をしやすいサイトと言えますか?  いえいえ、まだまだかもしれませんね。がんばります!

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2015.05.14

燻製作りを楽しもう!

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この1年間、アウベルクラフトのサイトへ来られる方の検索キーワードで、一番多いのは何かわかりますか?

写真をみたら、答えはすぐにわかりますよね。
「スモーク」です。しかも上位10位までのキーワードで、①スモーク、②ベーコン 作り方、③燻製作り、⑥スモークチキン、⑨スモークウッドと5つも入っているんです。たぶん、道具よりも作り方などのノウハウを求めて検索されていることと思います。

ぼくたちが作った手作りキットの第一号がスモークキットですが、当時はまだ燻製作りというのは特別なことでした。道具はアメリカ製の数万円もするものしかなかったですし、専門書も少なかったので、あまりにも敷居の高い世界だったのです。その敷居を低くするためにスモークキットを作ったのです。(開発秘話もぜひ

今ではインターネットや雑誌で簡単に情報が集まるし、道具や材料も簡単に手に入れられるようになりました。さらにテレビでもいろんな番組で放送されています。ちょっとしたスモークブームなのかもしれませんね。

ところで、あなたは燻製作りをしたことがありますか?
もし、まだ体験したことがないのなら、ぜひこの機会に始めてみてください。とにかく最初は簡単なスモークチーズがオススメです。これほど簡単なのに、できあがりがビックリするほどおいしいスモーク食品はないですよ。

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もっと手軽に作るならSDスモーカー1992がオススメ! キッチンで手軽にスモークチーズが作れますよ。

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最初はこんな風にチーズやカマボコやウィンナーなど、すぐに食べられる食材から始めてください。そして、次はスモークチキン、そしてハムやベーコンへと、少しずつレベルを上げていくのが上達するコツです。

そして、その道を究めて、自家製燻製のお店を始めようとしている人もいます。いただいた、鯖のスモークは絶品の味でしたよ。

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こんなふうに書いていて、ぼくもスモークチーズが食べたくなりました。^^
スモークキットはこちらでどうぞ!


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2015.03.18

桜が満開です!

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短い動画もアップしました。見てね!

たぶんですけど、毎年アウベルクラフトの近くに流れる、乙川沿いの河津桜のことを書いているような気がしています。それほど、ぼくにとっては春の始まりのメインイベント的な楽しみなんですね。

オンとオフ。仕事と休み。それは週休二日制になってからですが、お陰で週に2日休めることはありがたいことです。ぼくの新人社員の頃は、そんな制度はありませんでしたからね。

でも、できたら、週ではなく、一日の中でオンとオフを作ることができたらいいですね。なので、ぼくはできるだけ一日2回、15分ほどの散歩をしています。散歩をしてるときには、いろんな景色がみえます。小さな自然がみえるし、会社やお店でがんばっている人達もみえます。

真っ青な空や真っ白な雲もみえるし、遠くの山もみえます。国道一号線を走るトラックの運転手さんもみえるし、夕方の新聞配達のおじさんもみえます。みんな、それぞれのことをしてるんだよね。

あ、そうだ、オンとオフ、なんだけど、オフの時間はニュートラル状態にできるので、ホッとします。でもね。完全に真っ白になるわけではないよね。っていうか、ホッとしている間は意外に、普段はできない思考回路が働いて、やっぱ考えているんです。

だから、そうだ! と思うことが、散歩をしている時や、休みの日にゴロンとしている時に浮かぶんです。今日もです。あ、そうか、こうすればいいんだみたいなことが浮かびます。結局は人間て、いつも何かを考えることを捨てられないし、それを捨てたらお終いなのかなと思ってしまいます。

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今日は、この美しい河津桜を眺め、新しいアイディアとか、こうしようとか、いろんなことがイメージできましたよ。

ぼくの環境では、こんなに早く桜の満開を迎えましたが、あと少しで日本中に桜、サクラ、さくらがいっぱいになりますね。日本の四季に乾杯!!!! さ〜飲むぞ
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こういう夜は、やっぱ高田渡ですね。

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2015.03.06

地味だけど

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この所ずっと、アウベルクラフトのホームページを再編集しています。
ホームページというのは、一度作ったらそれで終わりではないことは、みなさんご存じだと思います。作り手のぼくがいろいろ学んでいき、みなさんの声を聞き、環境の変化に応じて変化していくものなんですね。

それから傾向としては、多くの人が見てくれているページだったり、売れているページだったりを変えることが多くなってしまうのですが、ぼくの場合は、殆どだれも見てくれないようなページも大事にします。売れるとか売れないとかじゃなく、どの商品もぼくたちの作った子どもたちですからね。

でも意外にそういう商品の方が、地味だけど面白かったりします。例えばこの「インナーシート」。地味なんですが、とても凄いんですよ。これはいくら説明しても、実際に使わないとその良さがわからないようなグッズかもしれません。

お陰さまで、殆ど売れません。(^^;)
夏のキャンプや海に行くときくらいしか使わないからかもしれません。それになくても困らないですしね。

でも、何て言うか、「アウベルクラフトらしいグッズ」というのはこういうのだと思います。思いっきり地味なんだけど、実はすんごいアイディアで、さすがアウベルさん!と思えるものですね。

文章は発売当時のままですが、なかなか面白いです(笑)。
冷気を逃がさないシート「インナーシート」(現在は販売を終了いたしました)

というわけで、これからも地味だけど、さすがアウベルさん!と思えるグッズを作っていきたと思っていますよ。

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2015.01.29

交信力

ずいぶん長い間ブログを書いていませんでした。

先日スタッフミーティングでテーマになったのが「発信力」です。簡単に言うと発信力がとても弱いんじゃないの? ってことです。このブログもそうだし、フェイスブックやツイッターもそうですが、ぼくたちのことを知ってもらうにはもっと発信をしないとだめだろう。でも、なぜ発信できないの? そんなことを真剣に話し合ったのです。

すると、みんなに共通していることがありました。
「こんなことを書いていいんだろうか?」
「もっとアピールできるないようじゃないとだめなんじゃないか」
みたいなことです。

つまり、自分たちで敷居を高くしてしまっていたようです。せっかく多くの人達に読んでもらうんだから、それなりの内容でないと逆にマイナスイメージになるのではと思っていたのです。

わかった。ならば、こうしようと決まったことがあります。
ぼくたちはかつて「アウベルクラフト流ライフスタイルマガジン AuveList」っていう冊子を発行していたことがあります。

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それをまたやろうじゃないか。アウベルクラフト的な生活のことを提案するミニメディアでいいじゃないか。ということになったのです。

ぼくたちはビール作りやワイン作り、そしてコーヒーを焙煎したり、パンを焼いたりする、手作りを中心とした楽しい生活を提案しています。アウトドアも好きです。そういう人はぼくたちの周りにいっぱいいます。

だったら、キットに関することだけじゃなくてもいい。こんな面白いことがあるんだよ、ということをみんなに紹介したっていいよね。という話になったのです。いわゆるキュレーター(簡単に言うと情報を収集して自分なりの編集をし直して再発信する人)みたいなことですね。でも実をいうと、どこまでならオッケーで、どこから先は守備範囲外なのか、そこんところがちょっと難しいです。

例えばぼくが楽しんでいるモールス通信はどうなんだ? ギターはどうなんだ? う〜ん、たしかに難しい。

でも、そのことはあえて言葉として定義しなくても、なんとなくアウベルクラフト流というファジーな感じでもいいから始めようと思っています。やりながら作り上げていけばいいんじゃないだろうか、そう思っています。

とりあえず、フェイスブックはそんな感じで交代制で書いていくことにしました。ぜひあなたもアウベルクラフトのフェイスブックを見てくださいね。

今日はワインコルク打栓器の使い方について、動画でアップしました。コルクっていったいどうやってワインビンに打栓しているのか、みなさん知ってますか? こんなふうにしてやっているんだよ、ってことをお見せしますね。

さらに、いま白ワインを発酵させていますが、こんなふうに工夫して発酵させているんですよ。ってこともフェイスブックでアップしました。

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と、ここまで書いて、ほんとにそれでいいのか? と思ったことがあります。
「情報発信」というと、こちらから一方的に発信するようなイメージがあります。それには少し違和感を感じます。というのは、ぼくたちが目指しているのは、ユーザーのみなさんといっしょになって楽しんでいく世界なんですね。

ぼくはアマチュア無線を楽しんでいますが、この世界は交信を楽しむ世界です。こちらから送信をしたら今度は受信に切り替える。そのやりとりがなければこの世界はありえません。放送局ではないのですから。

それと同じでぼくたちは放送局ではありません。受信も大切です。ぼくたちから情報を発信したら、逆にみなさんの声を受信する。つまり「交信」を大切にしていかなければと思います。

「交信力」という言葉はたぶんないと思いますが、よく言われている「発信力」ではなく、ぼくたちは「交信力」を高めていきたいなと思うのです。みなさんの方からどうぞぼくたちに返してください。どうぞよろしくお願いいたします。

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2014.09.10

ぼくたちの小商い

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昨日はある雑誌社のライターさんからの電話取材を受けました。その本は創刊当時から共感しているコンセプトの本なので、ぼくも嬉しい気持ちでいろんな話をさせていただきました。主に、手作りワインキットについて、もう一つは「小商い」について50分ほどです。そのライターの女性は片付け仕事ではなく、とても興味を持って聞いてくれました。楽しくてあっと言う間に終わったという感じでした。

その時に話したことの一部をここにあらためて書いてみます。


手作りワインキットが生まれたいきさつ

Eagle_fullface実をいうと手作りワインキットは最初から商品化しようと思って作ったものではありません。というか、アウベルクラフトのルーツになったカーサイドタープ「イーグル」も雨男のぼくが毎回キャンプで雨続きで困っていたのです。それでこんなタープがあったらいいよなあと思って個人的に作ったものです。最初は趣味として使っていたものが、その後商品化につながり、さらにはアウベルクラフトという会社ができていったという経緯があります。他にも石窯キットや囲炉裏キットなど、多くのものがそういうものでした。

手作りワインキットはまだインターネットが始まる前の「パソコン通信」の時代に、ニフティの中でアウベルクラフトの仲間が集まるパティオという私的なページを作り、そこで夜な夜ないろんな話をしている内に、ワイン作りのことが話題になりました。

とても楽しかったです。そのうち、仲間の一人がアメリカからワイン用品を個人輸入しているという話題になり、じゃあみんなで共同購入すれば運賃が安くなる、やろうやろう。ということになりました。面白かったですねー、ホントに。みんなでいろんなことを実験的にやったし、実際にワインを持ち寄ったりして楽しんでいました。

アウベルクラフトではそれ以前に、ごく簡単な手作りワインキットの販売を開始していたのですが、殆ど売れませんでした。手作りビールもそれより前にやっていましたが、それほど売れませんでした。それにぼくたちの販売の主力はアウトドアグッズです。数々のユニークなタープやトートバッグ、クーラーバッグなどが中心でしたから、今のように本格的な手作りワインキットのことなど全く考えていなかったのです。

それがどうしてワインキットとして販売することになったのか、とても面白い話なのですが、そのことはまた機会があったらお話ししますね。

その他、ぼくの手作りワインについての数々の想いや、経験、そして日本でのワインの作りの現状までいろんな話を聞いてもらえました。聞き上手なライターさんだなあとずっと感じながら、でも気持ちを抑えながらの会話が続きました。

アウベルクラフトのホームページを見て、とても丁寧に分かりやすく説明していたり、自分たちが本当に楽しみながらやっているのを見て、柴田さんの想いがとてもよく伝わってきました。そう言っていただいたことが、とても嬉しかったです。

そして、話が「小商い」のテーマに移っていきました。ぼくたちが目指す「小商い」に興味を持ってくれたのかもしれません。


アウベルクラフトの直営ショップ

今から14年ほど前までアウベルクラフトは直営ショップを運営していました。ぼくたちが作った商品を中心にいろんな商品を集め、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようなお店だということで、テレビや雑誌、新聞でも紹介していただいたのですが、今思い出してもとても楽しかったです。

ここに集まってくれるお客さんと手作り教室を開いたり、できたばかりのキットをここに来てくれる人達に見せて実際に体験してもらったり、コーヒーもその場で焙煎して飲んでもらったり、囲炉裏キットの試作品をみてもらったり、時々飲み会もしました。いわゆるライブを楽しんでもらっていたわけです。そこには小さなでも素敵すぎるコミュニティがあったのです。

それに、ぼくらにしてみれば、お客さんの反応を直接感じることができるし、ぼくたちの熱い思いも直接伝えることができるわけです。本当に楽しかったんですね。

とはいえ、ぼくたちは会社を経営している立場ですから、売上を上げて採算がとれるようにしなくてはいけません。とりあえずできることは何でもやりました。お店も手作りでどんどん改造していきました。お客さまも増えていきました。兄が物作りを得意としていたので、殆ど材料代だけでどんどんやって行けたのです。

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当時の売上のメインは通販カタログを作り販売をすること、そしてビーパルなどに広告掲載をすることで販売をしていました。そして、直営ショップでも販売をしていました。でもこれらの売上げだけでは少ないので、インターネットでも販売を始めました。でも期待はするものの殆ど売れません。というか、当時はインターネットで物を売るということは期待できないという時代でした。

八方ふさがりで行き詰まっていました。だったら、自ら営業に回っていろんなお店で販売してもらえるようにするしかないな、どう考えてもそれ以外の方法が分からなかったのです。正直言って営業という仕事は兄もぼくも嫌いでした。特にぼくは全く経験がありません。でも背に腹は代えられないわけで、本当にいろんなお店に働きかけ、実際に商談にもでかけました。

ところが、ぼくたちの作った手作りキットは面白いし個性的ですから、どこへ行っても比較的よい反応がもらえたのです。結果的にお陰さまで売上は徐々に増えて行きまました。でも正直言うとぼくは心の中で「本当にこれでいいのか? 本当にこのままでいいのか?」という思いが頭の中にぐるぐる駆け巡っていたのです。

なぜかというと、このままだと、売上はどんどん伸びていくだろうなあと感じたのです。最初は小さな会社からのオファーだったのが、だんだん超有名な通販会社や、デパートや、コンビニ会社や、テレビ局、ネット通販、雑誌の通販部門など、どんどん広がりを見せたからです。あのフジテレビのスタジオにも2回行きましたよ。

普通に考えると、これから売上がどんどん増えて、会社を大きくすることができるチャンスなのに、ぼくは何故か会社が大きくなっていくことに違和感を感じました。起業したらだれでも会社を大きくしたいと思うのかもしれませんが、ぼくはそんなことには全く興味がありません。むしろ、小さくてもピカピカ光る会社の方がいいと思っていたのです。

その一方で、インターネットの売上が毎年毎年地道ながらも伸びていきました。アクセスも少しずつ増えて行きました。ぼくはどうしたらインターネットの売上が増えるのか必死に勉強し、自分でホームページを少しずつ手直ししていきました。結果的に手を掛ければ掛けるほど、売上は伸びていきました。

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インターネットと直営ショップの両輪はとても充実していました。いろんなことにもチャレンジしました。その1つが「あうべる子ども手造り教室(ジュニアクラブ)」というクラブでした。

ぼくたちは、学校の勉強も大切なんだけど、こういう手作りの楽しい世界があるんだよ、ということを子ども達に教えたかったのです。実は教えるというより、いっしょに楽しんでいたわけです。子ども達も楽しそうでしたが、ぼくたちも本当に楽しかったんです。

上の写真は手作り豆腐を子ども達といっしょに作る教室です。下の写真はアウベルファームという小さな畑にブルーベリーを植えようという教室です。子ども達の笑顔が素敵でしょう?

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こうしてショップの運営やインターネットなどの活動での相乗効果もあり、ぼくたちはどんどん元気になっていったのです。「元気」というのは人に頼らなくても、自分たちはやっていけるぞ!という明るい未来が見えるような気持ちです。

Webそして気が付いたら、業販で販売するのとインターネットでの売上と肩を並べるくらいになってきたのです。それならとまずは新規取引のお話があっても、お断りするようにしました。それはひょっとして、もうインターネットだけでいつかやっていけるようになるかもしれないな、という期待があったからです。

当然なんだけど、業販をやめたら売上は下がる。でもその分、新商品開発や商品改良、そしてホームページ作りに専念できるようになるんじゃないか!? そうすれば結果的に売上が上がってやっていけるようになるかもしれないな。かもじゃなくてぜったいそうなる! そう思った時に、もう、いてもたってもいられない気持ちになりました。

業販というのはとにかくとても手間がかかるんです。見積書を作ったり、その会社に合わせた書類を作らないといけない。場合によっては品質保証書のようなものを取り寄せたり、嫌いな東京に足を運んで商談に行ったり。ともかく精神的にそういう仕事が嫌で嫌でたまらなかったのです。ぼくがやりたいのは、いわゆるビジネスではなく、こんな楽しい世界があるんだよ、ということを伝えることではないのか? 何をやっているんだろう。自分は。。。本当にそう思うようになりました。

そして意を決して、お取引のある会社すべてにお詫びと取引の中止の案内を送りました。

ところがというか、当然というか、取引先からは全く反応はありませんでした。あー、そういうものなんだねと思ったのですが、実際、ビジネスというものはそういうものなのです。これでもう後にはひけません。一旦切ってしまったものはもう二度とつながらないのですから。

でも、こういう経験から強く思ったことがあります。今までは業販という間接的な販売方法ではぼくたちの想いは伝わらなかったし、逆にお客さまの声も聞こえてこなかった。でも直販することで、もっともっと距離が縮まるわけです。ぼくたちが本当にやりたい形ができあがったのです。

考えてみれば、ぼくたちが最初にやっていた方法。自分たちが作りたいものを、直営ショップやパソコン通信で伝え、お店でみんなに直接みせて実演してあげる。実際に体験してもらったり、食べてもらったり、飲んでもらう。そういう「小商い」こそがぼくたちが本当にやりたかったことです。いろいろな経験をして、また原点に戻ることができたわけです。

今はお店はやっていませんが、インターネットでもそれに近いことはできると思っています。実際に多くの人たちが、アウベルクラフトのホームページは心が通っていて、身近に感じる。いろんなことも相談に乗ってくれそうに感じる。そう言ってくれるようになりました。

これまでずっと崖っぷちギリギリの道だっり、深い茨の道を歩んできました。さらにはちょっと無謀な決断もしました。でも自分たちの意志と信念を貫き、たった一度の人生なんだから、ダメだったらそれでいいやと思いました。というか、ぼくたち柴田兄弟はみんなが通る道じゃなく、自ら道を開拓していきたいといつも思っているんですね。

その結果、今は安定した経営ができ、お客さまから信頼を受け、ぼくたちとスタッフがやりがいと楽しさを感じながら毎日仕事ができています。本当に幸せだなあと思っていますよ。

とはいえ、まだまだやるべきことは多いです。でもぼくたちの使命ははっきり見えています。このまままっすぐに進んでいこうと思っています。

みなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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2014.08.27

「コーヒー焙煎講座入門編」が始まりました

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新しく「コーヒー焙煎講座入門編」が始まりました。
この講座はステップメールと言われるメルマガです。登録すると、翌日の決められた時間にステップ式にメールが配信されるというものです。

ステップ式というのは、一日目、二日目、三日目……、とステップ式に一人ひとりにメールマガジンが配信されるシステムです。ですから、通常のメルマガのように、登録した時点で全員同じメルマガが配信されるのとは違って、それぞれに順番に決められた内容が送られてくるのです。

実は5ヶ月前に「手作りビール講座(入門編)」というステップメールをスタートさせています。こちらはとても人気で毎日のように登録をしてくれている人がいますよ。

アウベルクラフトでは、いかにして商品の良さや使い方を分かりやすく伝えるか、ということをずっと考えています。文章の書き方だったり、写真も見せ方だったり、レポートだったり、動画だったりといろいろやことを実践しながら良い方法を探しているのです。

その意味でこのステップメールは今までにない新しいやり方だと思っています。今回は入門編ですが、実践編を連載したり、他のキットも増やしていこうと思っていますよ。

基本は6日程度の短い期間で終わるようにしています。もちろん無料で配信していますし、登録アドレスを他に使用することはありませんのでご安心ください。

コーヒー焙煎に興味のある方、これからコーヒー焙煎を始めてみたいなあと思っている方、どうぞお気軽にご登録くださいね。
コーヒー焙煎講座(入門編)


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2014.06.18

アウベルクラフトの経営理念

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3年前の2011年のぼくのノート「Marvel's Brain」に、アウベルクラフトという会社はこういう会社だ、ということが客観的に書かれていました。さらには、その上でこの先はこういう方向でいかないといけないでしょ。みたいなことが書かれていました。

たしかにそうだと納得したのですが、考えてみれば、こういうことをアウベルクラフトの会社概要の経営理念にも書いておかないといけないなと思ったのです。というか経営理念などという難しいことではなく、もっとわかりやすく、ぼくたちはこんなふうに思っているんですよ。ということを書いてみました。

先ほど言った、後半の「こういう方向で行かないといけないでしょ」の部分は内緒なのでここには書きませんが……。



柴田brosアウベルクラフトという会社は柴田bros.が運営している会社です。その経営手法はとてもシンプルです。

「柴田bros.が自ら欲しいと思うものを、しかも他社が作っていないものを作り出す。それを自社のホームページのみで、直接自分たちが手渡しの感覚で売る」というやり方です。

ホームページも自分で作り、自分の言葉で語り、納得して買ってもらえるようにと心がけています。これから買おうか迷っているお客さまからも多くのご質問をいただきますが、充分に納得してもらって購入していただくようにしています。

しかも、手作りキットという商品の性格上、アフターフォローが最も大切ですから、ぼくたちが直接質問を受け、できるだけ丁寧にフォローします。ただ単に物が売れればそれでおしまい、そんな売り方をしたくないのです。それがアウベルクラフト流だと思っています。

これらの考え方はかつて大手ショップや問屋、そして通販会社を通じて販売していた頃の経験から生まれてきたものです。当時は経営のためには売上を少しでも増やしたいと販路をどんどん増やしました。

たしかに売れるかもしれないけど、作り手のぼくたち思いは伝わらない。お客さまの声も全く聞こえてこない。そのことにずっと矛盾を感じていました。でもいわゆる「背に腹は代えられない」という想いでした。

少しずつマスコミに取り上げてもらえるようになったこともあり、数多くの会社からオファーをもらえるようになりました。この商品は面白いから当社なら売りますよ。売れますよ。そういう甘い言葉を信じて、呼ばれれば全国どこへでも出掛けました。

ところが、いろいろ準備して、いざフタを開けてみると結局売れない。そういうことが増えて来たのです。もちろん販売してくれる人達は本当に売れると思っていたと思います。でも結局ぼくたちの商品は、そういう所で売るものではないと分かったのです。

この経験から、やっぱり時間がかかってもいいから、自分たちが直接販売するように変えよう。そう決断をしたのです。でも今から思うとその時の決断は正しかったと思います。もしあの決断をしていなかったら、今頃この会社はなくなっていたかもしれません。

ぼくたちの会社のやり方は、いわゆる「小商い」という考え方だと思います。儲けることより、自分の手の届く範囲で、自分の思うように商売をする。そしてお客さまと楽しく、時には厳しくコミュニケーションを取り、お互いに助け合いながら一歩一歩前に進んで行く「栄町の愉快な手作りキット工房」でありたいと思っています。

ですから、これからも変わらずに「柴田bros.が自ら欲しいと思うものを、しかも他社が作っていないものを作り出す。それを自社のホームページのみで、直接自分たちが手渡しの感覚で売る」、このやり方でやっていこうと思います。

アウベルクラフトの会社概要


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2014.04.09

アウベルクラフトのホームページのこと

今日はネットショッピングの裏側のお話をしますね。

4月1日から消費税が8%に上がりました。
正直言ってアウベルクラフトの場合はそれほど駆け込み需要がないと思っていました。

ところが3月に入ると続々と注文が入り、特に石窯キットなどの大型商品は5月いっぱいまで埋まってしまって、一旦注文の受付を止めさせていただいたという状況です。(@_@)

日本中がパニック状態でしたね。クロネコヤマトのドライバーはお昼も食べないで、夜遅くまで仕事をしてたそうです。それでもオーバーフローという感じでした。

とはいえ、1週間たって、どうやら落ち着き始めました。しかし、どこもそうでしょうが。反動の影響はかなりあるでしょうね。

さて今日は、ネットショッピングを運営している僕たち、すなわち売る側のお話をします。消費税が5%から8%に変わるということは数字をちょこちょこっと変えるだけ、と思っている人も多いと思います。そういうショッピングサイトもあります。

例えば、ヤフーショッピングの場合は、とても親切でお店側は何をしなくても、自動的に修正してくれました。しかも無料です。楽天市場の場合は、お店側がデータベースをダウンロードして修正してアップロードします。その利用料は別にかかりますが、そんなに大変な作業ではないです。

そしてモールに属していないショッピングサイトも、多くはデータベース化されています。なので、同様に修正は意外に簡単です。

でも、アウベルクラフトは違います。
むちゃくちゃ大変でした。僕が1ヶ月近くかかって手作業に近い感覚で修正しました。
(;´Д`)

全ての商品ページ400ページ以上には、買い物カゴが商品ごとに埋め込まれています。そのデータを一つひとつ。1ページ1ページ。ただひたすら、地道に手直しで修正していく作業です。もう最後の方は目が開けられないくらい、きつかったです。

これが1年半後にもう一回あると思うと、もー、なんといいましょうか。あんまり考えたくないです。笑

でも、ぼくはデータベース型のショッピングサイトに変えるつもりはありません。

それはなぜかということを少しだけお話ししますね。

例えば、人気の手作りビールキットのページの冒頭はこんな感じです。

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手作りビールキットのページ

いきなり、「手作りビールの泡は旨い!」という話が始まります。そして手作りビールの魅力をいろいろ語りかけるように話しています。そして作り方のこと、どんな質問があるのかということがあります。その後にやっと手作りビールキットの販売があり、キット〜モルト〜用品〜付録と続きます。

他のページにはあまり飛ばさないで、せいぜい作り方の詳しいページを飛んでもらうくらいで情報をまとめています。本当に長〜〜い縦長のページです。それがSEO的によいかどうかはわかりませんし、少なくともプロのウェブデザイナーはやらないでしょう。

これはデータベース型のショッピングサイトと大きく違うことです。データベース型は一つの商品は一つのページで完結するようにしています。しかも商品の説明に徹しています。カタログですからね。僕から見たら、体温を感じない、自動販売機みたいにみえます。これがショッピングサイトの主流なんです。


でも、ぼくは今の主流とは違う道を進みます。

それはなぜか。
僕がユーザーだとしたらと考えると自動販売機みたいなサイトにはしたくない。

つまり、単に商品を売るのではないということ。もっと言ったら売上のためではないということです。企業は物を作ってそれを売って利益を得るのが目的。そういう化石的なセリフにはもういいよと言いたいのです。

見た目はカッコイいいサイトだけど、ただ売りたいだけ。そういうサイトがとても多くなりました。理由はわかっています。実際に作って売る人とショッピングサイトを作っている人、つまりウェブ業者が別々だからです。

もしくは、社内のウェブ担当者が同様にどうしたらもっとアクセスしてくれるか、どうしたら売れるような文章が書けるか。という小手先だけのことをやっているからです。

ウェブ業者は言います。これからはネットショッピングの時代ですよ。こういう例えばこんな風にですね。とか言ってデモを見せていかにも売れるようなサイトを見せます。でもそんなことで今の時代は売れません。

ぼくは思います。ネットショッピングの一番肝心なことは、楽しくて豊かな時間や暮らしを提供することなんだと思っているんです。僕たちが贈るものでみんなに幸せになって欲しい。その想いを実現するショッピングサイトを目指しているんです。

例えば僕が自宅で陶芸を始めたいなあと思ったとします。陶芸なんてもちろん詳しいことは知らない。詳しい作り方も知らないし、自宅でもできるのかなあ、とか難しくないかなあ、とかいろんなことを思います。

当然、陶芸の情報をネットで探してみるんだけど、いろいろあってどーもよくわからない。でももし、あちこち情報を拾い集めるより、そのショッピングサイトに知りたい情報が全部あって、しかもそのページで全部購入することができて、しかもお店の人柄がわかって安心して買えるならいいなと思います。

そんなことを思うと、ちょっとやぼったくても、今のままのアウベルクラフトのショッピングサイトのやり方でいいと思っているんです。

当然、一度作ったら終わりなんてことはありません。それぞれの商品ページの内容は刻々と変化しています。リピーターが多いからです。興味のあるものは何回か読んでみて納得して買いたいからです。特に石窯キットや露天風呂キット、囲炉裏キットという金額が高い商品ならなおさらですよね。

ちょっと長くなりました。アウベルクラフトというのはこんなにも、効率が悪いことをやっています。でも大切なことは体温が感じられるかどうかじゃあないでしょうか。それをこれからも続けていきます。

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2014.02.20

「手書き」でいこう!

愉快さがたりないと思わないかい?

「栄町の愉快な手作りキット工房アウベルクラフト」
と言っているんですが、まだまだ愉快さが足りないなーと思います。

今のテーマは「ストーリー」です。どうしたら “ゆるさ” を感じるストーリーで面白く表現できるか。それをずっと考えていました。例えば石窯キット囲炉裏キットなどを見てもらうとわかるのですが、商品の説明ではなく、ストーリーで語ることを大切にしています。

でも、まだ何かが足りない。
何だろう、何だろう。ずっとそのことを考えていました。
今日ふと一つの答えが浮かびました。そのヒントになったのが以前作った「手書きのニュースレター」です。こういうのをホームページの中でやればいいじゃん。そう思ったのです。

パソコンのイラストではなく、手書きのイラスト。手書き風フォントではなく、手書きの文字。そういうのをあちこちで使えばいいかもしれないと思ったのです。

そのニュースレターはどんなものかは見ていただいた方が早いですね。画像にして貼り付けてみましたのでご覧ください。実際の大きさは幅10センチ、高さ12.8センチで三つ折りの手の平サイズのものです。

まず表紙です。

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三つ折りを開くと、最初に「アウベルクラフトの愉しみ方、その1」で “まじめ” に作ってはいけません。と言っています。これはぼくたちが一番伝えたいメッセージです。大切なのは「崇高なる遊び心」なんですよと語っています。

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次のページはお薦めグッズのことを少しだけ。スペースが小さいので……。へたくそなイラストが笑えます。

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次は4コマ漫画、これは絵が上手なメグ担当。それと土曜ショップの案内と、編集長後記。「やっぱり紙しかも手書きがいいです!!」と言ってますよ。

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折り返して、兄クラフトの開発者としての手記です。こんな苦労話も知ってほしいです。

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最後のページはコマーシャルです。ここも手書きだったらいいのにね。

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プロのウェブデザイナーはホームページをよりかっこよくしたいと思うのかもしれませんが、ぼくは自分ならこうしたいと思うものを目指します。いかにして身近に感じてもらえるか。香りを感じるような、体温を感じるような、手書きのような、そんなサイトができればいいなあーって思います。

というわけで、どこまでできるかはわかりませんが、愉しみながら作っていこうと思っています。その前に、そろそろVol.2も作り始めますね。

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2014.01.15

経済から文化の時代へ

今日はアウベルクラフトのホームページをリニューアルしました。心機一転、新たな気持ちになって次のステップに上がる年にしたいと思います。今日はその想いを書きますね。(この文章は同じ内容を「僕たちの熱き想い」にも載せています)


アウベルクラフトは空飛ぶ飛行船

飛行船アウベルクラフトには売上目標はありません。事業計画もありません。いわゆる会社経営としての教科書はあえて捨ててしまいました。これは長年いろんなことを勉強して、実践して、学んで、やっと見つけたぼくたちのやり方です。

5人という小さな会社ですから、こまめにコミュニケーションをしながら、自由に進路を軌道修正していくやり方が一番いいと思っています。この飛行船のようにですね。でも大きなコンセプトはずっと変わっていません。行き先がはっきりしていれば、計画という形式的なものがかえって邪魔になるんです。


絶不調だった2013年の柴田bros.

アウベルクラフト通信とは言いながら、去年は「2013年アウベルクラフトがやろうと思っていること」にも書いたのですが、いろんな計画を立てました。実はぼくたちは二人とも絶不調だったのです。

気持ちも体力も運気もほんとうにどうしようもないくらい最低状態でした。とにかく何にもしたくなかったのです。だからあえていくつかの計画を立てることで奮起しようとしました。でも結果的にはやっぱり絶不調であまりうまく行きませんでした。ある程度は予測していたのですがね。(ぼくたちを支えてくれる他のスタッフみんなの頑張りに感謝感謝)


元気になりましたよ!

その絶不調の嵐をじっと耐えて、二人とも今ではすっかり元気になりました。運気も上がってきました。元気になったぼくマーベルは前からやりたかったホームページの作り直しに没頭することができリニューアルできました。

元気になったぼくたち柴田bros.にはっきり見えているものがあります。まるで濃い霧が晴れ、視界がすっきりした気分です。そのことを少しお話ししたいと想います。

この20年ほどかけて少しずつですが、ぼくたちが理想と思えるアウベルクラフトを作り上げてきました。それは「モノ」ではなく「ココロ」、「ハード」ではなく「ソフト」、「お金」ではなく「豊かな気持ち」という目には見えないけどとても大切なものでした。

ぼくたちの会社がうまくいっているかどうかの尺度は、売上や利益ではなく、ぼくたちに返ってくる、喜びの声のような目には見えないし数字では現せない、けれどとても大切なものです。それが年々確実に大きくなっているのを実感しています。結果として売上などが上がってきているので、それぞれに相関関係があるのだと想います。


「経済」より「文化」の時代へ

アウベルクラフトには売上目標はありません。利益計画もありません。事業計画もありません。株式会社ですから利益を上げるのは当然ですが、それは第一目標ではありません。

こんなことを言うと、何をかっこつけているのだ、企業はまず会社が持っている技術や品質を上げて、利益をあげて成長して、税金を納めて社会に貢献するべきだ。そう言われるかもしれません。でも正直言ってそんな古い考え方にはぜんぜん興味がありません。ぼくたちはぼくたちの社会貢献をしていくのです。

何でそんなふうに思うのかというとですね。いつのまにかこの国が最優先にしていることが経済、つまりお金をもっとも大切にする国になってしまったことに「違うぞ」といいたいからです。

三丁目の夕陽かつてぼくたちが子どもだった頃、昭和30年代、今から50年前の日本はたしかに貧しかった。でもそのぶん、みんなが幸せに暮らしていたのです。

近所付き合いも家族的だったし、とにかくみんなが笑っていた。あの「三丁目の夕日」というコミックや映画の世界はもう過去のことでしょうか? ぼくはそうは思わないのです。

そして時代は経済発展を遂げ、バブルが弾け、デフレ経済、景気低迷が続き、何がなんでも経済発展重視という流れになっています。

ところが、少しずつですが、大切なのはお金じゃない、心の豊かさだ。そう思っている人達が少しずつ増えています。確かに時代は、特に大震災後はそちらに向かっているように感じます。


ぼくたちができること

これからぼくたちがやろうとしていることは「手作りキットでできる文化の開発」なんですね。コーヒーを焙煎する文化。石窯でピザやパンを焼く文化。手作りビールを作る文化。豆腐を手作りする文化。手打ちうどんを打つ文化。チーズを作る文化。

今まではプロや職人さんの世界のものでした。例えばコーヒーを焙煎することはプロの焙煎家の仕事でした。あるいはごく一部のマニアックな世界でした。それをだれでも気軽に楽しめるようにと遠赤コーヒー焙煎キットを作りました。作った当時は「だれがそんなことするんだ、売れないよ」と言われました。でも今では本当に多くの人がコーヒー焙煎を楽しんでくれるようになりました。だからこそその先が見えているのです。

こうして今までない「手作りキット」を長い時間かけて作り、普及し続けてきましたが、まだほんの入口にすぎません。さあ、次のステップだぞ、そんなふうに思っているのです。ぼくたちは「手作りキットで何かを作る」だけで終わりだと思っていません。それではただの道具でしかないからです。大切なのはそこから始まる文化であり、物語であり、ライフスタイルだと想っています。

新しい市場のつくりかた最近読んだ本に「新しい市場のつくりかた」という本があります。この中にこれからの時代、企業がすべきことは「技術開発」ではなく「文化開発」だと書かれていました。「サイエンスではなくアートだ」とも言っています。まったくその通りだと思います。

新しい文化となるようなものを開発して、それを広く文化として普及させていくことが、これからもっとも大切なんだと思います。ぼくたちがやろうとしてることと同じことがここに書かれているんだと思うととても嬉しかったのです。

とはいえ「手作りキットでの文化」と言葉でいうと簡単なんだけど、とても難しいことだと思います。当然ですよね。「文化」という大きな大きなテーマなのですから。でもいいんです。その中のごく小っちゃなことだけど、これから楽しみながら地道につくっていきたいのです

ぼくたちは、手作りキットで新しい文化をつくっていく。そして暮らしのデザイナーであり、アーチストでありたいと思っています。時間はたっぷりあります。これからぼくたちは人生を楽しみながら、そのことをずっと続けていくつもりです。そして日本が文化の国として世界に誇れる国になれるように少しでも貢献できたら幸いです。

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2013.10.22

開発ストーリーの連載を開始します

こんにちは、マーベルです。やっと涼しくなってきて秋本番ですね。

さて、今日から少しずつですが、僕たちが作ってきた数々の手作りキットの「開発ストーリー(開発秘話)」を連載していくことにします。

すでにいくつかの商品は「開発秘話」というページで書いていますが、今まであまりそういうことは書いていませんでした。でも全ての商品にはいろんなドラマがあるし、みんなに知って欲しい裏話もあるので一通り書いてみようと思ったのです。

今日はモッツァレラチーズキットのことを書きましょう。

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このキットを作ったのは1998年。今から15年ほど前のアウベルクラフト流ライフスタイルマガジン「Auvelist」という自社カタログに特集で発表しました。

Middle_kitこのチーズキットの前に販売を始めていたのが手作りワインキット。これがマスコミにも取り上げられてかなり盛り上がっていました。日本で初めてのワインキットでしたが、今のように本格的なものではなくて、市販の無農薬有機栽培ぶどうジュースを使ったごく簡単なものです。

それでも「自分でワインが作れる」というのは相当インパクトがあったのだと思います。多くのマスコミで取り上げていただきました。ワインキットはその後今のキットに至るまで、本当にいろんなことがありましたが、これはまた別の機会にお話ししましょう。

このワインキットが思いの外大きな反響を呼んだので、「ワインと言えば、やっぱチーズでしょう」みたいな軽いノリで、よし次はチーズを作るキットを作ろうと思いました。もちろん、チーズ作りのことはまったく何も知りません。

まったく何も知らない僕たちが無謀ともいえるチーズを作るキットを作ろうと思ったのですが、無謀とは思わなかったし、だれもやらないことだからこそやってみたい。ただ、それだけの気持ちでした。これが僕たちの性分なんですね。

このチーズキット作りを担当したのは兄でした。僕たちはキット作りを共同で行うことはありません。全て一人でやるのが暗黙の了解でした。これは今でもそうです。一人は開発担当、もう一人はユーザーの役になってできあがったものを検証する役割です。

兄は来る日も来る日も、チーズの作り方の情報を集める毎日でした。今のようにインターネットはない。もちろん人脈もない。そうなると唯一文献に頼るしかありませんでした。当時は何かというと図書館に行って調べていました。それでも本当に欲しい情報はなかなか見つからないので、他の図書館や書店を周り本を探す。そんな日々が続きました。

Middle_kitいろいろ調べてみると日本にはないカードカッターという道具や、レンネットという酵素が必要だとわかりました。カードカッターは手作りで作りました。そしてレンネットはいろんな所を調べて何とか入手することができました。

でも肝心な作り方というノウハウの部分は依然として不明です。いろんな文献を調べたけどそれほど詳しくは書かれていません。しかも文献ごとに書いてあることが違うわけです。そうなるともう自分で試行錯誤をするしかないわけです。

チーズ作りがどれほど難しいものかはまるでわかっていなかったのだけど、ともかく始めてしまったのでやめるわけにはいかない。やってみる。うまくいかない。条件を変えてみる。うまくいかない。その繰り返しです。

モッツァレラチーズ作りにかかる時間は1回で5〜6時間もかかります。準備を入れるとまる一日の作業なので、本当に大変で根気がいる作業でした。今から思うとよくそこまでやれたなというくらいの忍耐力です。

それでも、続けていくとほんの少しずつですが、小さな手がかりがあります。それをもとに新しい方法でやってみる。その繰り返しで一歩一歩、前に進んだり後ろに下がったりです。ある程度は固まるしチーズらしくはなっても、ボソボソした食感でこれでは商品にはなりません。

この山の頂上はもうすぐなんだけど、誰も登ったことがない山。だから登山道はない。うっそうとした草木をかきわけ、崖をよじ登り続けました。

そしてついにやりました! 頂上に立ったのです。

131018_top_cheese

ついに念願のモッツァレラチーズの作り方を見つけたのです。本当に嬉しかったのを今でも思い出します。

さて、それからは僕の出番です。兄が作った説明書を元に僕が作ります。書いてあることがわからないとか、情報が不足しているとかでどうしてもうまくいかないのです。

兄は何度も経験があるので小さなコツがわかっている。でも僕はまったくの初心者なのでほんの小さなこともできないのです。いろんな不具合を一つ一つ取り除いていく、これも根気のいる作業でした。

何度も何度も作りました。そしていろんな人に試食をしてもらいました。たまたま会社に来たタウン誌のライターの女性がモッツァレラチーズが大好きだというので、さっそく食べてもらいました。一口食べて僕の顔を見て、「すっごくおいしいです。市販のよりずっとおいしいです!」そう言って喜んでくれました。もちろん記事にしてくれましたよ。

ある時、僕が作ったモッツァレラチーズとスーパーで買ってきた市販のチーズを家に持って帰りました。お皿に乗せて、かみさんに味を比べてもらいいました。

「どっちがおいしい?」

結果は予想通りでした。
僕が作ったチーズは市販のチーズの方だと言います。

「いや違うよ。反対だよ」

って言ってもなかなか信じてもらえませんでした。

「ぜんぜん違う、こっちの方がすっごくおいしい!」

と言ってくれました。市販のチーズの方はゴムを食べているみたいで、味も薄っぺらくておいしくないと言うのです。でもそのくらい味の違いがあるという証明なんですね。

このチーズキットはその後、新聞、雑誌、テレビ、ラジオでたくさん紹介されました。そして多くのレストランでも、このキットでチーズを作りメニューに加えていただいています。プロにも認めてもらっている味ということですね。

Mo_cheesekit

こうしてモッツァレラチーズキットが完成したものの。実はチーズ作りはとても難しいです。材料の違いや天気などの条件。そしてその日の気分(?)などで必ずうまくいくとは限らない。だからそのバラツキをできるだけ少なくするための方法をさぐる必要があります。これは今も続いていますし、それが僕たちのノウハウになっています。

お客さんから質問をいただくことが多いのですが、僕たちは数多くの失敗しているので、お客さんの失敗もよくわかります。だからアドバイスもできるんですね。それと同じことがお客さんにも当てはまります。失敗の積み重ねで少しずつノウハウになっていくんです。

手作りは何でもそうなんですが、機械で物を作るのとは違います。その時その時で微妙に変化します。その変化を読み取って、どうすればよいかを考える。そのことが手作りの本当の楽しさなんだとチーズ作りは教えてくれます。

そして回数を重ねていくとまるでチーズ作り職人になったような、何か不思議な力がついてくるのを感じます。それが何より大切なことだと思っています。あなたにもぜひその不思議な力を感じてもらいたいです。

僕たちが作ってきたキットはどれも簡単ではありませんでした。でもこのモッツァレラチーズキットを完成させたことで、挑戦すればできないものはない、という大きな経験をしました。だからもしここで挫折して諦めていたら、今のアウベルクラフトはない。そのくらいの大きな意味があったのです。

ということで、第一回目はモッツァレラチーズキット作りのお話でした。あなたがこのキットを手にしたときにちょっとだけ思い出してくださいね。

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2013.09.28

欲しいものがない時代に

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欲しいものがあるようでない

これはぼくだけじゃないって思うんだけど。最近、本当に欲しいと思える物がない。買いたいと思うものがない。満たされているようで満たされてはいないんだけど、欲しい物なんてそんなにないんだよね。きっと「もの」が欲しいのではなく、「こと」が欲しいんじゃないのかなあ。

例えば、あんなことができたらきっと楽しいだろうなあ、とか。あんなことができる人間になれたらいいなあ、とかね。

でも、不思議なのは人に(特に身近な人に)、これいいよ、って薦められるととたんに欲しくなってしまう。買いたいと思ってしまうことがある。

以前読んだ本で、ハンニバルのレクター博士が言った言葉があるんだけど。『 欲望というのは自存するものではなく「それを満たすものが目の前に出現したとき」に発動するものなのである 』という言葉。

そうだと思う。自分が何を欲しているのか、じつは自分ではよくわからない。でも目の前に何かのきっかけで現れた物を見て「そうだ。僕の欲望を満たすものはこれだったんだ」と気付いたりする。

今まで全然気にも留めなかったのに、その瞬間からどうしても欲しくてたまらなくなっちゃうことがある(特にB型人間のぼくはそれが強い)。物だったり、楽しみだったり、ともかく気が付かなかった新しい出会いだよね。

たぶん、一瞬のうちにいろんなシーンが心にイメージ(妄想も含む)できるからなんじゃないかなあ。それを手にした瞬間に始まる楽しがっている自分だったり家族だったり。みんなそれが欲しいんじゃないのかなあと思う。


これから始めようと思うこと

これはまだ決まった話ではないけど、おぼろげにこんなことしようかなと思ってることがある。

定期的に何かテーマを決める。例えば「おいしいコーヒーのある暮らしを楽しもう!」みたいなことだよね。コーヒー焙煎キットという道具のことだけじゃなく、コーヒーのある暮らしを考えて、いろんなで楽しいことをやろう。ユーザーのみなさんと情報交換もやろう。

そんなことをあれこれ想像してみたら、何だか楽しいなと思い始めた。コーヒーのことをもっと知りたいぁと思う。いや、考えてみたらコーヒーのことなんて何にもわかっていないことに気が付く。そう思わない? 知らない未知の世界がいっぱいあるんだよね。

他にもビールやワイン作り、そしてパン作りなど、いっぱい広げていけたら面白いだろうなあと。そういう意味でぼくたちはいろんな素材を持ってるなあと思うんだ。でも今はどちらかと言うと商品の機能であったり、おいしさだったり、作るというノウハウ的な話が中心になってしまう。これでは心に響かないわけで、そんなことで、本当に欲しいと思えるかどうかだ。

そうじゃなく、たった一度の人生をもっと楽しく生きていくために、みんなが知らないかもしれないけど、こんな楽しみかたがあるんだよ。ということをもっと突き詰めていけたらいいなと思っている。


リアルなお店でも同じ

ここがアウベルクラフトの商品を売っている直営ショップだとイメージしてみよう。フロアーには商品がいっぱい並んでいる。一つひとつの商品には詳しい説明もある。手に取りながら面白いよね、なんて言いながらぐるぐる歩き回ってもらい。お客さんにどうぞ買ってねって今はやっているわけだ。ま、ごく普通だよね。

でもこれからは、お店の奥にイベントスペースがあって、そこでは今月のテーマがあって、楽しそうなことを実演したり、教室みたいなのをやってる。そーか、この商品はそういう楽しみ方があるんだと、初めて気付いてもらうようにするわけだ。そんな感じのことをネットやれたらなー。あ、リアルでもね。

これはユーザーとかメーカーとかそういう立場を超えて、ぼくたち自身がそれを楽しみたいなと感じていることなんだと思う。ぼくは以前からビールやワイン作り、その他、実際に楽しんでいる。でも、ぼく一人が個人的に楽しむのではなく、みんなと同時進行的に楽しめたらお互いに楽しいよね。言ってみたらツアーガイドみたいなことなのかもね。


大切なのは何か

冒頭の写真はぼくのカフェ「Marvel's Cafe(いや本当にあるんじゃないよ)」で焙煎したおいしいコーヒー。これを希望してくれた人に飲んでもらおうとしているんだよ。単にサンプル提供ということじゃないことをやりたいんだけどね。

例えば、実際に焙煎している所から始まって、小分けしてドリップバッグに詰めている所をUstで観てもらう。みんなも、こんなふうにして友達や知り合いに贈るといいよと語りかける。ちょっとしたことだけど、レクター博士が言った「目の前に出現したものが気が付かせてくれること」につながるように思うんだけどなあ。

まだ具体的なことは何も決まっていない。ただ、これからこんなことをやって行きたいなあと、最近ぼくが思ったことを書いてみた。スタッフのみんなよろしくね!

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2013.09.13

ぼくね、もうすぐオールモルトビールになるよ

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こんにちは。みなさん。僕はビールモルトだよ。

ビールモルトというのはね。ビールの原料になる麦芽のことで、これを濃縮させてどろどろのエキスにしたのがこの缶詰だよ。これを使うとね。おいしい手作りビールができちゃうんだよ。

このエキスを水で薄めて、砂糖を加えてビールイーストで発酵させるんだよ。本当にびっくりするほどおいしいので、最近はたくさんの人が作っているよ。というか、これを飲んだらもう市販のビールが飲めないっていう人がいっぱいいるんだよ。

そんなある日、お客さんから質問があったんだ。
「このキットでオールモルトビールを作るにはどうしたらいいですか?」
ってね。

そうそう。普通の作り方はモルトだけじゃなくて、砂糖という副原料を入れるので、いわゆる「オールモルトビール」ではないわけだよね。オールモルトは全て麦芽だけでできたビールのことなんだ。

つまりは副原料を使わないということなら、砂糖を使わないで作るってことだよね。ようするにだ、砂糖を使わないでその分、水を減らせばオールモルトビールになるわけだよ。(ホントは別の方法なんだけど、これでもほぼ同じになるよ)

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さっそくマーベル君は作ってみた。10日ほど発酵させて、ビン詰めしたのがこのビールだよ。まだ完成していないけどちょっとだけ飲んでみたら、さすがに旨いと言ってた。当たり前さ。オールモルトなんだから。

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ビン詰めが終わった翌日、アメリカから郵便物が届いたよ。マーベル君が2週間前にアメリカのショップで試しに注文した物らしい。

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中にはこんなのが入ってた。
「LABEL MAKING PAPER」
プリンターやコピーでカスタムなラベルを作って、手作りビールに貼ろう!というやつらしい。っていうか、マーベル君はずっと前から市販のラベルを使って、みんなも作ろうよと言っていたんだよね。

でもこいつはね、シールじゃなくて、裏側に水で濡らすと糊になる物がくっついているらしい。つまりエコロジーってわけだ。残念ながら日本でもエーワンで販売していたが今は廃番になってしまった。どこかにないのかな。

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さっそく、プリンターで印刷してもらった。表面はツヤがないので地味だけど、ま、それは問題なし。アメリカの用紙って日本の規格と違うんだね。A4と微妙にちがうんだなあ。

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貼ってもらったよ。
おー、どうだい!カッコいいだろう!? 僕はうれしいぜぃ♪

というわけで、あと1ヶ月くらいしたら、僕はオールモルトビールとしてデビューするよ。

マーベル君が言ってた。できあがったころ、お店に遊びに来てくれたらみんなにもプレゼントするそうだよ。それにこのラベル用紙も欲しい人がいたらあげるって言ってたよ。

じゃ。ぼく。これからおいしいビールになるようにがんばるね。みんな遊びに来てね〜♪

(ご注意:日本では酒税法により1%以上の酒類を作ることを禁止されていますので、発酵前の糖度が2%未満になるようにして作りましょう)

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2013.08.08

暑い日は「冷やしうどん」でいこう!

毎日本当に暑い日が続きますね。岡崎は昨日なんと38℃まで上がりました。体温より高い気温ってどういうことでしょうか(@_@) なんだか食欲もなくなってしまいますよね。

というわけで今日は「冷やしうどん」の話題です。手打ちうどんキットは以前スマステで紹介されたことがあり、その時は爆発的な注文をいただきました。本当にすごいですねー、人気番組は。その時の放送の一部を動画に撮りましたのでご覧下さいね。(途中、我が家の猫の声が入りますがご愛敬ということで……)

【スマステ:手打ちうどんキットと木綿豆腐キット(10分44秒)】

はい、それで本題の冷やしうどんですが、先日手打ちうどんキットを使って、実際に冷やしうどんを作っていただきました。その全行程を短く(と言っても15分ほどですが)編集してYouTubeにアップしましたのでぜひご覧下さい。本当においしくて食欲がなかったのに、つるつるで、どんどん食べられちゃいました。さらに、冷やし中華風にして食べましたが、こちらはびっくりするほどおいしかったです。

実はこのキットで作るうどんが極上だというのにはある理由があります。それは「金トビ」という上質なうどん粉を使っているからなんです。この粉の仕入れ先に聞いてみました。
「このへんで金トビを使っているうどん屋さんはどこにありますか?」
すると、これを使っているうどん屋さんは殆どないそうです。それくらい極上な粉だってことですね。

そのくらい極上の味をみなさんにもぜひ味わってもらいたいなあと思います。

【冷やしうどんを作ろう!(14分54秒)】

この動画をみると工程がいっぱいありそうで、面倒なんじゃないかなあと思われるかもしれません。でもそんなことはないですよ。実際にやってみると本当に楽しいので、夢中になって時間が経つのを忘れるほどです。それに家族そろってワイワイ協力しあって作ったらすごく盛り上がって楽しいと思いますよ。

というわけで、みなさんぜひ「手打ちうどんキット」でおいしい冷やしうどんを味わってくださいね。お子さんの夏休みの自由研究にもいいかも。

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2013.06.18

Tシャツに込めたもう一つの想い

Top_tshirt

アウベルクラフトのオリジナルTシャツを前から作りたかったのですが、やっと実現しました。

詳しくはオリジナルTシャツの販売のページで見ていただきたいですが、単純にTシャツという「物」を作りたかったのではなく、僕たちのメッセージを伝えるものを形にしたかったということです。今回のイラストで僕たちが伝えたいメッセージはホームページを見てもらうことにして、もう一つ大切な想いがあります。

T_shirt3

このTシャツを買ってくれた人は、必ずTシャツのページを読んでくれています。そしてアウベルクラフトのこともよく知ってくれている人だと思います。

たまたま偶然アウベルクラフトのサイトに来て、たまたまTシャツのページを見て、はい、買います、ということはまずないでしょう。つまり、僕たちとこのTシャツを買ってくれた人は、お互いにわかりあえてるという関係の証。その証を形にしたということです。

今まで本当に多くの人達がアウベルクラフトに共感してくれて、僕たちを応援してくれています。何かそれに応えるような物を作りたかったのです。このTシャツを着てくれたということは「僕は私はアウベルクラフトが好きで応援してるんです!」というエールの気持ち。そして一方で「応援してくれてありがとう!」という感謝の気持ち。そのお互いの意思表示なんですね。

もちろん僕もこのTシャツを着ますよ。僕はアウベルクラフトで働いているんだけど、アウベルクラフトのファンでもある。だから僕はアウベルクラフトを応援してますよ、そして応援してくれてありがとう!と胸を張って言いたいんです。

ということで、アウベルクラフトTシャツ、どうぞよろしくお願いいたします。

オリジナルTシャツの販売

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2013.06.03

Facebookページにご注目を!

130603_facebook

今、アウベルクラフトからみなさんへの情報発信はいろんなチャンネルでやっていますが、アウベルクラフトのホームページアウベルラボ、このブログ、そしてFacebookページYouTubeなどです。

このブログはどちらかというと、僕たちが考えていること、みなさんにこうして欲しいということなどを時々書いています。ブログはどうしても写真を準備したり、記事の内容をまとめたりという作業があります。それと読んでくれている人の都合もありますからどうしても時差が出てしまいます。

それで最近僕たちが力を入れ始めているのがアウベルクラフトのFacebookページです。以前は正直言って僕たち自身もあまり関心がなかったんです。

なので、時々僕が雑誌の掲載情報や僕がビール作りをした時の話、そしてこのブログの更新情報などをアップする程度でした。ま、この程度のことしかできないツールじゃないの? なーんて思っていたのでしょう。

でも、最近はせっかくの素晴らしい発信チャンネルをいろいろ持っているのに、特にFacebookページは僕たちに「いいね!」してくれたとても大切な人達なのにこれではだめだろう。どうしたら良いんだろうか。そのことを真剣に考えるようになりました。

ある日のスタッフミーティングで、僕は一方的に語り始めました。今のアウベルクラフトの情報発信力は本当に弱い。これではとてもみんなから共感を得られるとは思えない。もちろん僕も反省すべきことはあるけど、なぜみんなはそれぞれが持っている情報を発信してくれないのか!?

僕はなぜ情報をアップしてくれないのかその理由を一人ひとりに聞いてみました。するとここに書けるほどの材料が見つからない。何を書いて良いのかわからないそうです。

え!? そうかー。みんな何を書いて良いのかわからないんだ。でも僕はそれだけじゃないと思いました。Facebookに記事を書くのは僕に任せておけば良いという気持ちもあると思います。

つまりこれが今のアウベルクラフトの発信力の弱さの原因だなとわかったのです。

そして僕は続けました。情報発信って表だけの情報じゃないんだよ。こういう新製品が出ました。こんなキャンペーンをやってます。マスコミに掲載されました。それは確かに貴重な情報なんだけど、僕たちは日々いろんな活動をしていることを忘れている。

例えばお客さんとこんな素敵なやりとりがありました。例えば、今こんなものを作り始めています。まだみんなには見せることができないけど、でもこんなようなことですよ。今こんなことがあっててんてこ舞いです。今日はこんな物が届きましたよ。などなど、毎日のようにいろんなことが起こってるし、楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、いろんなことがあります。

それをみんなに知ってもらうこと。これも大切な情報発信なんだよ。と伝えたのです。つまり、僕たちは日々いろんなことをやりながら前に進んでいる。そのことを伝えないといけないわけです。実はこのことを熱く語りながらも自分にいい聞かせていたんだと思います。

何をすれば良いかをみんな理解してくれたのでしょう。積極的に情報発信してくれていますよ。裏情報満載です。笑

ということで、これからはアウベルクラフトのFacebookページでは、表も裏もできるだけ多くのことを発信していきたいと思っています。おそらく他のどんなチャンネルよりもいち早く、情報発信されますので、これからぜひご注目くださいね!
アウベルクラフトのFacebookページ

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2013.05.23

ビールのラベルを作ろう!

Beer

毎日暑い日が続きますね。手作りビールが本当においしくておいしくてたまりません。

えっと、今日は手作りビールに関連してラベル作りのことを書きます。

以前も「さあラベルを作ろう!」というエントリーでラベル作りのことを書きましたが、ラベルのデザインなんてできないよう〜、という人もいると思います。そんな方にお薦めしたい便利なサービスがありますのでご紹介しますね。


● まずはBeer Label Creatorです。

130523_beer_lm2
http://www.beerlabelcreator.com/
(残念ながら今はこのサイトにはつながらないようです)

本当に簡単です。好きな絵柄を選んで、文字を入れて、ダウンロード。これで終わり。そうやって作ったラベルがこれです。↓

130523_beer1


● 次はbeer labelizerです。

130523_beer_lm1
http://www.beerlabelizer.com/

こちらも同様で、好きなデザインを選び、文字を入れて、SAVE AS JPEG。これだけで出来上がり。そうやって作ったラベルがこれです。↓

130523_beer2


● お次はご存じCoopersです。

130523_beer_im3
http://www.coopers.com.au/#/the-order/the-brewers-guild/label-maker

(残念ながらこのサイトのラベルサービスも今は見つかりません)

クーパーズはオーストラリアのビールキット、ビールモルトの会社です。これは素晴らしいサービスですね。こちらも同じくデザインを選んで、文字を入れて、ダウンロード。こちらはPDFになっていて、何枚か配置されてこんな感じになります。↓

130523_coopers2

その1枚を拡大してみました。あっスペル間違えた(>_<)

130523_beer4


● そしてこちらはjam labelizerです。

130523_jm
http://www.jamlabelizer.com/

こちらはビールのラベルではなくて、ジャムのラベルを作るサイトです。面白いですね〜。もちろんこれを利用してビールのラベルを作ってもいいですね。同じくデザインを選んで、文字を入れて、Save as Jpegでおしまい。こんな感じになります。↓

130523_jamlabel

これらのサイトで作ったラベルを、みなさんがお持ちの画像作成ソフトでレイアウトして、プリントアウトすればオリジナルラベルが作れますよ。ぜひみなさん、手作りビールにはオリジナルラベルを!


● 他にもzumulaというサイトもあります。

130523_beer_label
http://zumula.com/categories/beerlabels

こちらは有料ですがカッコイイラベルがカスタムで作れます。さすがに進んだ国ですね。日本から注文できるのかな? でもちょっと値段が……。


というわけでアウベルクラフトの手作りビールキットはこちらでどうぞ! 手作りビールを作ったら自分でオリジナルラベルを作って、知り合いにプレゼントする。そんな楽しさをぜひみなさんに知っていただきたいです。ラベル作りについて、ビール作りについて、わからないことがあったらじゃんじゃん聞いてくださいね。お陰さまで毎日メールや電話で質問をいっぱいいただきます。もちろん親切丁寧に最後の最後までバッチリフォローしていますのでご安心くださいね。

(ご注意:日本では酒税法により1%以上の酒類を作ることを禁止されていますので、発酵前の糖度が2%未満になるようにして作りましょう)

22_l_kit

Beer


P.S.
みなさん、こんにちは。昨日ご紹介した中のクーパーズのラベルメーカーでラベルを作ってみました。本当に簡単すぎてびっくりです。自分の好きな写真もこうやって入れられるのもいいでしょう? みなさんもぜひどうぞ!

130524_beerlabel_2

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2013.05.22

ブツブツ交換しようよ

このエントリーは僕マーベルのもういっこのブログに掲載した記事ですけど、これってむしろこっちに掲載する記事だよねと思ったので転載します。

130520_ningyou

最近この陶器の人形がとても気に入っていて、僕のパソコンのディスプレイの下にいます。

130521_ningyou

何とも言えない表情で僕の気持ちをいつも和ませてくれます。何にも言わないようだけど、僕にテレパシーを送ってくれているんです。その都度いろんなテレパシーが送られてくるんです。すごいでしょ(笑)。

さて、さて。実はこれは物々交換して手に入れたものです。本当に偶然ですが、Twitterで知り合ったある陶芸教室の先生がたまたまアップした写真に一目惚れをしてしまいました。こんなの作りました的なツイートですね。

それに僕が反応して「ブツブツ交換してください」と書いたら「それ面白いですね」ってことになり。焼いた後に送ってもらうことになりました。もちろん僕からもあるものを送りました(ないしょ)。こういうのはとても良いと思います。

僕が言うブツブツ交換というのは、単に物と物の交換のことではないです。価値の交換、つまり心と心の交換です。私はこんな物が作れます。僕はこんなことができますよ。という人間的な価値の交換のことを言います。だから買ってきた物の交換ではないです。

僕の場合、手作りビールとか手作りワインとかで既にやっています。他にもあるパン屋さんがホームページを作りたいというのでその開設の指導に協力したら、その都度おいしいパンを持って来てくれたりとか。思い出すといろいろあります。

でも、すでにみなさんもこういうことやってると思います。自分が作った物をだれかにあげる。するとそのお礼にといって違うものが返ってくる。別に見返りを求める必要はなく、一方的でもいいから、作ったものを人にプレゼントすることで、何かが生まれるような気がします。

どうも最近、ギクシャクした世の中になってきてしまいました。でもこんな心が通ったやりとりをすることで、少なくとも自分の周りのコミュニティは良い関係を作ることができると思います。

「いや〜、僕は何も作れないよ」という人もいるかもしれません。そんな時にはアウベルクラフトの手作りキット。例えばコーヒー焙煎キットや手作りビールキットで作ったものをみんなにプレゼントする。これならできますね。別にコマーシャルをしようと思ったわけではないですが、みんなにそういうことをやって欲しいなといつも思っています。

アウベルクラフトにお越しになるお客さんにも必ずそのことを伝えます。単に自分が作ったビールを飲んでみたい。そういうきっかけの人もたくさんいます。でもこんなにおいしいものなんだから、必ず知り合いにもプレゼントしてくださいね。みんなから尊敬されますよ。また作って欲しいとリクエストされますよ。という話をすると、ああそうか!というふうに気付いてもらえます。

あ、肝心なことを書き忘れていた。ブツブツ交換ですが、いくらネットが凄いとはいえ、全く知らない人とのブツブツ交換はあまりお薦めしません。ある程度関係が深まってからにしないと旨くいかないと思います。これはまたいつか機会があれば書きたいと思います。

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2013.05.15

ホームページの衣替え

毎日とても暑くなりましたね。いつの間にか仕事中もTシャツで過ごしているくらいです。であれば、ホームページも衣替えしようと思いました。今まではオレンジと赤を使った暖色系の組み合わせでしたが、今日からは水色とブルーの寒色系の組み合わせにしてみました。こうなると秋は秋バージョンかな…?

130515_logo_2
アウベルクラフトのホームページ

さらに「愛知県岡崎市より発信中!」という言葉を追加してみました。時々お客さまからアウベルクラフトさんはどこにあるんですか? と聞かれます。その都度「愛知県岡崎市ですよ」と答えていますが、中には「あれ!? すぐ近くです!」な〜んてこともあるんです。

多くの人がこんな地方都市ではなく、首都圏の会社だと思っているようです。何でかなあ? 不思議だなあ? ともかく、この優しい人が多く、とても住みやすい街、そして歴史の街「岡崎」の会社だということをもっと知って欲しかったのです。

130515_facebook
アウベルクラフトのフェイスブック

そしてアウベルクラフトのフェイスブックのカバー写真とプロフィール写真も手作りビールです。できるだけ毎日情報発信していますので「いいね!」してくださいね。

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2013.04.18

そんな時代もあったねと♪

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こんな時代があって今がある

古いノートを整理していたらこんな記録が見つかりました。アウベルクラフトがインターネットショップを始めた1997年頃の売上ノートです。この月は注文件数がたったの24件で売上も13万円程です。

当時はインターネットショップはまだとても少なかったのです。楽天市場も存在していません。僕たちもカタログを製作してこれで直販する販売がメインでした。それだけでは売上が確保できないので、カタログ通販の会社や、東急ハンズや、アウトドアディーラーなど、積極的に営業をしました。

でも、僕は東京が嫌いなのでそういう所へ出掛けるのが、本当に嫌で嫌で仕方がありませんでした。心の中でいつかネットだけで経営できる会社にぜったいにしてやる。そう思っていたのがこの頃です。

この古い記録をあらためてよく見ると、一日の売上が400円なんていう日もあります。それどころか0円という日もあります。でもいつか必ずインターネットは化ける。そう信じていました。凄いですよね。こんなに売れていないのにいつかネットだけでやって行こうと思えるなんて。


そしてついに実現しました

その後、アクセスは順調に伸び売上も上がりました。商品を作って日経流通新聞やその他掲載実績のある媒体にこんなのできました、と送ると掲載してくれるので(過去の掲載事例)、それが功を奏したのか商品の面白さで集まってくれたのか。というかはっきり言って運が良かっただけだと思っています。きついなと思っているとどこからか手を差し伸べてくれることがあった。でもともかく順調に生き伸びていきました。

そして今から7年程前、ついに営業しなくて良い会社になりました。一部の会社を除いてお取引を終了させていただきました。嬉しいというより開放されたという気持ちでいっぱいでした。とは言え、インターネットで商品を売るというのは並大抵のことではありません。まだまだだと思っています。

でもいつか「あんな時代もあったねと、きっと笑って話せる」といいよねと思います。というわけで、今日は中島みゆきの「時代」をどうぞ!

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2013.04.09

石窯パーティーを楽しもう!

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この石窯ピザ、おいしそうでしょう?

焼きたて熱々の石窯ピザは表面がパリッとして中がモチモチ。そしてチーズがトロ〜ッとして本当においしいです。しかもトッピングした野菜たちはシャキシャキっとしてとてもフレッシュ。も〜、何枚でも食べられちゃいます。

本当においしい石窯ピザ、石窯パンですが、このキットはアウベルクラフトで常にアクセスナンバー1。そして多くの方からご注文をいただいています。本当に嬉しいです。このキットを作った当時はみんなから「こんなの売れるわけない」って言われ続けていましたけどね。


石窯キット、人気の理由

ではなぜ人気なのか分かりますか?

それはおいしいからだけではないのです。

このキットがあれば「新しい楽しみ、新しいライフスタイルが生まれる」からなのです。小さな夢が叶うみたいな……。

例えば仲間が集まって過ごす時、今まではバーベキューが主流でした。でも殆どワンパターンで変化がない。みんなでワイワイやるのは楽しいのですが、何か違うことをして楽しみたい。そう思っている人がこの石窯で新しい楽しみをみんなで始めようとしています。

例えば定年退職したおじさん。この石窯キットを買って自宅の庭に組み立てて、孫たちを招いて石窯ピザを焼いて楽しく過ごしたい。そう語ってくださいました。「またおじいちゃんとこでおいしいピザを食べたい」孫がそう言ってくれるのを夢見て……。

例えばキットを見学に見えたご夫婦。奥さまはずっとパン作りを楽しんでいたけど、いつかは石窯でおいしいパンを焼いてみたいと願っていました。そしてこのキットに出会って「これなら実現できる!」と飛んで来ました。石窯を作るのはお父さんの役目です。でも実はお父さんも密かにパン作りを始めようかなと思っているのです。

いろんな人達がそれぞれの想いを夢をこの石窯に託しているのでしょう。

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石窯はピザだけじゃないよ

石窯は間違いなく楽しいです。石窯で薪を燃やしている時間も楽しいです。みんなでピザを作るのも楽しい。そして目の前で焼き上がっていくピザを見ていると本当にわくわくします。そして冒頭に書いたように、感動的なおいしさ。これが延々と繰り返されるのです。

それに石窯はオーブンですから、オーブン料理は全てできます。石窯ピザやパンだけではありません。ローストビーフ、魚の塩釜、ポトフ、そしてアップルパイや焼きリンゴ、焼きプリン、焼き芋もほっかほかです。だから飽きないのです。お互いに材料を持ち合って作ったら盛り上がりますよね。

これから石窯を楽しむにはとても良い季節になります。ぜひ、ご家族で仲間を集めて今までとひと味違った石窯パーティーを楽しんでくださいね。さらに手作りビール、手作りワインがあるともっと楽しいですよ〜。

石窯キットのページ

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2013.03.29

手書きのニュースレター

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やっと実現しました

今年はどうしてもやりたいと思っていたことがあります。それはニュースレター「アウベルクラフト通信」の発行です。以前「カタログを作っています」でも書いたのですが、僕たちはインターネットで商品を販売しています。お客様が商品を注文して、お客様の所に商品が届いて、箱を開けた瞬間にバーチャルなつながりからリアルなつながりに変わりますよね。その時に商品だけではなく、僕たちの感謝の気持ちもいっしょにお届けしたい。そう思ったのです。

今までは一応簡単な挨拶状のようなものを納品書に同封していました。ただそれだけです。大手の通販会社みたいに、あれこれいっぱいのチラシやカタログというのもどうかと思うのですが、あまりにも味気ないよね、と。


手書きにこだわりました

これまで順次ダイジェスト版のカタログ、サンクスカードができ、今日は「手書きのニュースレター」が完成しました。このニュースレターは年に数回発行しますが、柴田Bros.とメグが分担して手書きで作りました。これをスキャナーで読み取ってPDFにして入稿します。

パソコンを使ってレイアウトして作るのと違って、手間は掛かりますが、その分とても暖かいものができあがったと思っています。正直言って僕たち柴田bros.は字が下手です(開き直ったぞ)。でもその分気持ちをいっぱい込めています。なのでぜひ多くの人に読んでもらいたいなあと思っています。

この3点セットは商品と共に同封してお届けする予定です。ただし、ちっちゃな商品などは対象外ですので、ご了承くださいね。たぶん、4月の中旬以降に同封されると思いますので、どうぞ楽しみにしてくださいね!

商品は買わないけど送って欲しいという方がみえましたら、返信用の切手120円分を同封して「ニュースレター希望」としてお送りください。3点セットでお送りします。


封筒も

そうそう、これだけではなく、ブックバンドやブックカバーその他小物をお送りする時に、今までは市販の封筒を使っていましたが、こちらも新しく作りました。メグのデザインですが可愛いでしょう?

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というわけで一段落しましたが、もうすでに次の楽しいことを計画していますよ。でもまだ内緒です(笑)。

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2013.03.19

河津桜がみごとに満開です!

今日は本当に良い天気でしたね。以前アウベルクラフトの近くの乙川沿いに河津桜がありますって書いたのですが、今日はハンディカムを持って撮影に行ってきました。風は気持ちがいいし、真っ青な空と桜のピンクが本当に綺麗でした。もうわくわくして走り出したい気分でした。内緒でビール持っていけば良かった(うそうそ)。

この桜もみんなにもぜひ見て欲しいと思って、さっそくちょっとだけ編集してBGMを付けてアップしました。画質を720HDに切り替えるとより綺麗に見えますよ(歯車マークの設定の中にあります)。BGMはNorman & Nancy Blakeの「Seaboard Arline Rag」を選びました。今YouTubeはCM挿入可なら15000曲の中からBGMが選べます。すごい!

今週いっぱいまで見頃だと思います。ぜひ見に来てね! あ、そうそう、駐車場がないのでどこか駐車場に置いてから歩いて来た方が良いです。アウベルクラフトの駐車場を使ってもらってもいいですよ。(ただし、何かあるといけないのでメールしてね。)


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2013.03.12

さあビールラベルを作ろう!

みなさん、こんにちは! 3月に入りとても暖かくなりましたね。ビール作りにとても良い季節です。今日はみなさんにぜひビール作りの次のステップとして、ラベル作りのことをおすすめしたいと思います。その手順をお見せしますので、あなたもオリジナルのビールラベルを作りましょう!

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今回作ったビールラベルがこの↑ラベルです。今まで作ったラベルの半分の大きさです。ただ単純にA4サイズの大きさで12枚 → 24枚と多くして安くしたかっただけです。小さなラベルだけど貼ってあるとカッコイイででしょう?

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最初にフォトショップなどの画像ソフトでラベル1枚分のデザインをします。大きさは幅が66mm × 高さが36mmで解像度は300dpiにしています。これをpictかjpgで保存します。今回は僕の好きなドラゴンズブルーで作りました。

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次にDTPソフト、僕の場合はインデザインを使っていますが、Wordなどどんなものでも構いません。これに先ほどの画像データを並べて配置します。余白は上下4.5mm左右は6mmにしています。これをPDF形式で保存します。もちろんこのまま印刷しても構いませんが、僕はPDFにしてみんなにも使ってもらおうと思います。

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作ったPDFを開いて印刷します。用紙は今回は「エーワン 水に強くてキレイにはがせるタイプ 光沢フィルム 品番:29282」を使いました。光沢があって質感が高いですし、水に強い、さらにはがしやすいのが良いですね。アマゾンで1,008円(送料込み)です。ラベル1枚当たり10.5円という計算になります。

ここで注意するのはプリンターのインクが「顔料インク」だと印刷できません。必ず「染料インク」対応かどうかを確認してください。それと機種によっても使用できないものがあるので注意しましょう。例えばエプソンのPXシリーズは使用できないようです。

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カッターナイフで一枚一枚丁寧に切り取ります。数が多いのでちょっと疲れます。

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そして貼り付けましょう。同じ位置に、歪みのないように丁寧に貼りましょう。裏側のフィルムを剥がして貼るのですが、裏側にセロテープを貼って剥がすと簡単に剥がれます。

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はい、これで完成です!
ちなみに「らくだビール」というのは僕の個人的なビール工房の名前です。

というわけで、あなたもオリジナルのビールラベルを作りませんか? ちょっと無理という人はこのラベルをPDFデータをダウンロードできるようにしましたので、これを使っていただければ無理なく作れると思いますよ。手作りワイン、手作りビールのラベルを作ろうのページでどうぞ!

(ご注意:日本では酒税法により1%以上の酒類を作ることを禁止されていますので、発酵前の糖度が2%未満になるようにして作りましょう)

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2013.03.05

カタログを作っています

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ダイジェストカタログのこと

僕はこの所ずっとカタログを作っていてやっとデータができあがりました。
アウベルクラフトの商品一覧のダイジェスト版のようなライトなカタログです。僕たちはネット通販の会社ですが、基本的に自分がユーザーだったらどうして欲しいか。どう思うだろうか。ということを常に考えています。これは本当に大切だけどとても難しいテーマですね。

どうしてもネット通販の場合、どうしたら買ってもらえるだろうか、という発想をしがちです。僕はそれはすでにかなり前から捨てています。大切なのは、買いたいと思った瞬間から先のこと。買い物がしやすいか。説明がわかりやすいか。安心感はあるか。親切か。そしてアフターフォローまで。全て一貫してユーザーからの目でどうすべきかを考えています。

とはいえ、まだまだ未熟だと思っていますし、すべきことがたくさんあります。というか、だからこそ、僕が存在する意味があるのだと思って仕事をしています。


なぜカタログを作ろうと思ったか

で、ある日改めてイメージしてみました。僕がユーザーだったらどう思うか。
アウベルクラフトのホームページを見つけてから、繰り返し情報をみて、買い物をしようか迷い、ついに買った。家に商品が届いて、箱を開けて、商品を見て、それで説明書を見て実際に作ってみて、完成して、何かを感じて、……その先までいろいろのことをイメージしてみました。

その中で強く感じたことがあります。
僕の所に商品が届き、箱を開けた瞬間に感じました。せっかく楽しみにしていた商品が届いたのに、なぜかワクワクしない。

僕たちは簡易梱包、簡易包装を徹底しています。このため、不必要な物は入れてはいけない。そう思っていたのは間違いないです。だから逆に余りにも事務的というか。味気ないというか。そこに夢を感じないのです。

かと言って、過剰なことはしたくないです。僕もネット通販で買い物をしますが、これでもか、これでもか、といろんな物が入っていて、押しつけられたような嫌な気持ちになることがあります。ですから適度にということが大切なんですね。

アウベルクラフトという「愉快な手作りキット工房」から届いたものなのに、愉快に感じられない。そうお客さんである僕が感じたのです。これは期待感があったから余計に強く感じてしまったのです。お客さまはそこまで感じないかもしれないけど、少なくともファンである僕はそう思ったのです。

僕たちの代わりに僕たちの感謝の気持ちもキチンと届けたい。開けた時に、まず最初にその気持ちがお客さまの心に飛び込んでいく。そういうことが足りなかったと思ったのです。

今考えているのは、ダイジェスト版のカタログ、そして手書きのニュースレター、そして気持ちのこもったサンクスメッセージなどのセットです。そして何か小さな「おまけ」。ダイジェスト版のカタログはネットをつながなくても、手軽に商品やパーツの内容や値段の確認をする時に使っていただくものです。

さあ、次は手書きのニュースレターを作ります!

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2013.02.28

いよいよ春を迎えましたよ♪

この冬は本当に寒かったですね。その寒さからいよいよ開放されそうですよ。やっと待ちに待った春が来ますよ!でも思うに日本には四季があるからこそいろんな楽しみが生まれる。四季があるからこそ日本だと。

もし一年中「春」だったら確かに過ごしやすいかもしれないけど春ボケになりそう。「夏」好きな僕だけどきっと夏バテしてだれるよね。もし一年中「冬」だったら、僕は寒さに耐えられなくなって他の国に移住するかもしれないなあ。

日本人は生まれてからずっと厳しい暑さや寒さを耐えて来た。知らないうちに耐えることを身体で覚えた。この忍耐ということこそが、日本人ならではの素晴らしい特性だと僕は思っています。だってさ、これほどいろんなことがあっても日本の国民は本当に我慢強いなあと思うよね。

それに何より、四季折々の楽しみがあるのは嬉しい。だから恐らく四季がはっきりしない国よりも日本人は一年が充実してると感じるのではと思います。一年は極寒の正月から始まり。春は桜。夏は海と山。秋は紅葉。そして四季折々の旬の食べ物。本当に良い国だなあと思います。

というわけで、明日から3月です。僕は3月になると自動的に「春」になったことになります。アナログ人間だけどここだけはデジタル的です。さあ、みなさん、思いっきり春を謳歌しましょう。ビールを作ろうぜ!ワインを作ろうぜ!燻製を作ろうぜ!パンを焼こうぜ!チーズを作ろうぜ! さあ、いっぱい楽しもうぜ〜♪ アウベルクラフトのWebサイトも春バージョンに変えましたよ。

この動画はアウベルクラフトの近くにある乙川沿いの河津桜です。3月、ソメイヨシノより一足先に満開を迎えます。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。数年前に撮った動画ですが、今日はBGMを追加しました。なんだか映画のように感動的なものになりましたねえ。笑

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2013.02.13

手書きのお手紙

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昨日一通のお手紙が届きました。
最近はこういう封書でお手紙をいただくことがめっきり少なくなりましたね。きっとまた何かの案内なんだろうなあ。と裏を見てびっくり!!!! 本当に僕宛のお手紙だったのです。

去年の秋にミシマ社という出版社の本を立て続けに読みました。
小商いのすすめ」と「計画と無計画のあいだ
という本です。

この2冊の本を読んで僕は読者カードを書かずにいられなくなって、熱い想いをハガキいっぱいに書きました。このミシマ社に共感する部分がいっぱいあったからです。応援したかったんです。結果的にいくつか影響も受けました。これは栄町の愉快な手作りキット工房にも書いたのでお時間があれば読んでくださいね。

で、このお手紙はその読者カードへのご返事だったのです。本当にびっくりしました。手書きで書いたものを印刷したテンプレートも一部ありますが、本文は全部木村桃子さん(読む女|平日開店ミシマガジン)の手書きです。色鉛筆で塗ってあるのが泣けるほど嬉しい。

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本当にこころ温まるメッセージですよね。読者カードを出した人全員に返事を送られると読んだのを思い出しましたが、本当だったんですね。こんな出版社があるんだと思うと、僕はもう思いっきり走り出さずにはいられません。そのぐらい嬉しいんです。

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インターネットの時代だからこそ、大切にすべきものがある。それは手間暇がかかることかもしれない。一気に何千何万通ものメールを配信するのは簡単にできるけど、その全部が束にかかってもこの一通の手書きの手紙の力には叶わない。

僕たちもインターネットで商売をしていますが、この世界でも手間暇をかけて、アナログでアンプラグドな香りがするものを届けられたらいいなあと改めて思いました。

木村さん、本当にありがとうございます! 本当はお礼のご返事をお送りしたい気持ちでいっぱいですが、心の中でいっぱいお礼することで届けましょう。

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